牛久土浦バイパス

牛久土浦バイパス

牛久土浦バイパスは、茨城県牛久市を起点とし、土浦市に至る全長15.3kmの国道6号バイパスです。このバイパスは、国道6号の交通混雑を緩和し、地域間の交通の円滑化を図ることを目的としています。

概要

このバイパスは、牛久駅周辺や荒川沖駅周辺の国道6号の交通渋滞を解消するために計画されました。2022年6月現在、つくば市西大井地区と土浦市中村西根地区の間が開通しており、国道408号、首都圏中央連絡自動車道つくば牛久インターチェンジ、県道土浦つくば線（学園東大通り）と接続しています。

計画では、1日あたり32,900台の交通量を処理できるよう、完成時には4車線となる予定ですが、現状では暫定2[[車線]]での供用となっています。供用区間の北側には、将来の拡幅のための用地が確保されています。

起点の牛久市遠山町から城中町までの区間（1.3km）は、2008年度に事業化され、都市計画道路城中田宮線との連携を図りながら事業が進められました。2011年度から用地買収が開始され、この区間は2022年3月26日に開通しました。

現在開通している区間を挟む形で、県道谷田部牛久線から国道408号までの区間（1.9km）と、県道土浦つくば線から国道6号現道までの区間（2.7km）が、牛久土浦バイパスII期として2014年度に事業化されました。

さらに、牛久市城中町からつくば市高崎までの区間（5.5km）については、沿線自治体の首長らで構成される協議会で、事業費が約250億円と試算され、事業化が難しいとの見解が出されていましたが、2018年度に牛久土浦バイパスIII期として新規事業化されました。

路線データ

起点: 茨城県牛久市遠山町
終点: 茨城県土浦市中
延長: 15.3km
道路規格: 第3種第1級
設計速度: 80km/h
道路幅員: 25.0 - 30.0m
車線数: 4車線（暫定2[[車線]]）
車線幅員: 3.5m

歴史

1992年度: 事業化
1994年4月21日: 都市計画決定
1998年度: 用地買収着手
2000年2月21日: 起工式
2003年3月29日: つくば市西大井 - 稲岡間（2.3km）が暫定2[[車線]]で供用開始
2011年11月20日: つくば市稲岡 - 土浦市中村西根間（1.6km）が暫定2[[車線]]で供用開始
2014年: II期事業化
2018年: III期事業化
2022年3月26日: 牛久市遠山町 - 城中町間（1.3km）が暫定2[[車線]]で供用開始。これにより当初区間が全線開通

路線状況

交通量

2005年度の道路交通センサスによると、つくば市稲岡における平日24時間交通量は10,513台でした。

地理

通過する自治体: 茨城県牛久市、つくば市、土浦市

交差する道路

（千葉県道・茨城県道46号野田牛久線）
（茨城県道143号谷田部牛久線）
国道408号
茨城県道202号館野牛久線
C4 首都圏中央連絡自動車道つくば牛久インターチェンジ
茨城県道274号牛久赤塚線（学園西大通り）
茨城県道273号館野荒川沖停車場線
茨城県道55号土浦つくば線（学園東大通り）
（茨城県道201号藤沢荒川沖線）

接続するバイパスの位置関係

（柏方面）取手バイパス - 藤代バイパス - 牛久土浦バイパス - 土浦バイパス - 千代田石岡バイパス（水戸方面）

関連項目

日本のバイパス道路一覧
関東地方の道路一覧

外部リンク

常総国道事務所
* 牛久土浦バイパス

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