土浦協同病院

概要

土浦協同病院は、茨城県土浦市おおつ野に位置する総合病院です。2016年3月1日に、真鍋新町から現在地に移転し、新たに開院しました。新病院は、事業費約360億円をかけ、免震構造の10階建てで、延べ床面積は約79,000平方メートルに及びます。ヘリポートや約2,000台分の駐車場も完備しています。

この移転に伴い、緩和ケア科や不整脈科が新設され、診療科は合計40科となりました。病床数は800床で、開業時点では茨城県内最大級の規模を誇ります。集中治療室39床、総合周産期母子医療センター57床、CTと血管造影装置を備えたハイブリッド手術室を含む18の手術室など、最新鋭の医療設備を備えていることが特徴です。これらの施設は、開業当時、全国的に見ても有数の設備と評価されました。

沿革

土浦協同病院の歴史は、1948年8月に土浦駅前に新治協同病院として開院したことから始まります。その後、1948年11月には阿見町に分院を開設し（現在の東京医科大学茨城医療センター）、1970年5月には土浦市真鍋（現在の真鍋新町）に拡充整備移転しました。1971年9月には、現在の総合病院土浦協同病院へと名称を変更しています。

1973年4月には附属高等看護専門学院を併設・開校し、1987年4月には附属看護専門学校と改称しました。1989年4月には救急センターが竣工し、1990年6月には附属看護専門学校が石岡市三村へ新築移転しました。そして、2016年3月に病院が土浦市おおつ野へ新築移転、同年8月には附属看護専門学校も土浦市おおつ野へ新築移転しました。2017年3月には、土浦市真鍋新町に附属真鍋診療所を開設しました。

診療科

土浦協同病院は、以下の診療科を有しています。

総合内科
循環器内科
消化器内科
呼吸器内科
腎臓内科
血液内科
代謝・内分泌内科
リウマチ・膠原病内科
神経内科
小児科
新生児科
消化器外科
心臓血管外科
血管外科
呼吸器外科
脳神経外科
整形外科
皮膚科
形成外科
乳腺外科
小児外科
泌尿器科
婦人科
眼科
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
歯科口腔外科
麻酔科
ペインクリニック
リハビリテーション科

付属施設

病院には、以下の付属施設があります。

附属真鍋診療所
厚生連土浦訪問看護ステーション
在宅介護支援センター
ケアプランセンター
看護専門学校
附属保育所ひまわり

関連医療機関

関連医療機関として、土浦協同病院なめがた地域医療センターがあります。これは、2016年3月の病院移転の際に組織再編し、同じ茨城県厚生連が運営するなめがた地域総合病院を改称したものです。

交通アクセス

土浦協同病院へのアクセスは、以下の通りです。

JR常磐線土浦駅西口バスターミナル4番のりばから、関東鉄道バス土浦協同病院行きで約25分、終点下車。
同じく西口バスターミナル4番のりばから、「霞ヶ浦広域バス」玉造駅行きで約25分、土浦協同病院下車。
JR常磐線神立駅東口から、「千代田神立ライン」土浦協同病院行きで約15分、終点下車。

外部リンク

総合病院 土浦協同病院
土浦協同病院附属看護専門学校

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