土肥寛昌

土肥 寛昌（どひ ひろあき）

土肥寛昌は1990年11月16日に埼玉県さいたま市南区で生まれた元プロ野球選手で、ポジションは投手です。右投両打のスタイルを持ち、プロ野球界では東京ヤクルトスワローズに所属していました。彼の家系には元プロ野球選手の土肥義弘がいるなど、野球の血筋を引く選手でもあります。

経歴

プロ入り前

土肥は埼玉栄高等学校に在籍しており、3年生の夏には南埼玉大会でベスト8に進出しました。その後、大学では東洋大学に進学し、1年上には藤岡貴裕という才能溢れる選手がいました。大学生活ではリーグ戦通算16試合に出場し、成績は0勝1敗、防御率は3.07でした。社会人野球に進むと、2年目の都市対抗野球で2試合に先発出場するなど、徐々に実績を積んでいきました。

2014年10月23日にはプロ野球ドラフトにおいて東京ヤクルトスワローズから6位指名を受け、11月12日に契約金3000万円、年俸800万円で仮契約を結び、背番号は45となりました。

プロ入り後

プロ入りした2015年は一軍での登板が叶いませんでしたが、翌年の2016年には4試合に登板しました。その際の防御率は8点台となり、厳しいシーズンとなりました。2017年には再び4試合で登板し、防御率を3.60に改善するものの、10月3日には戦力外通告が下され、現役から引退することになりました。

現役引退後

現役引退後は2018年に三井不動産レジデンシャルリースに入社し、同社の軟式野球チームに加入しました。彼はRBA野球大会に参加するチームでの活動を続け、2018年の第30回大会では準決勝で肩を痛めるアクシデントがありましたが、チームは初の日曜ブロックの優勝を果たしました。

詳細情報

初登板

• - 初登板：2016年6月29日に、広島東洋カープとの試合で7回裏に4番手として登板し、1回無失点を記録しました。

初奪三振

• - 初奪三振：2016年7月30日、対読売ジャイアンツ戦で6回裏に橋本到から空振り三振を奪いました。

背番号

• - 背番号：45（2015年 - 2017年）

脚注

土肥寛昌は、実績を持ちながらも厳しいプロ野球生活を送り、現在は新たな道を歩む社会人選手として活躍しています。彼のキャリアは、若い選手たちにとって貴重な教訓となるでしょう。

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