在ドミニカ共和国日本国大使館

在ドミニカ共和国日本国大使館について



在ドミニカ共和国日本国大使館は、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにある日本の大使館です。この大使館は、両国間の外交関係を円滑に進める上で重要な役割を果たしています。

歴史



1934年11月、日本とドミニカ共和国の間で外交関係が正式に樹立されました。しかし、1941年12月には第二次世界大戦の影響により、両国間の国交は一時的に断絶されました。

戦後、1952年4月12日に日本で「在外公館の名称及び位置を定める法律」が制定され、シウダー・トルヒージョ（現在のサントドミンゴ）に在ドミニカ共和国日本国公使館を設置することが定められました。同年4月28日には、サンフランシスコ平和条約が発効し、ドミニカ共和国もこの条約の締結国の一つとなりました。そして1952年6月、日本とドミニカ共和国の外交関係が再開されました。

1957年5月15日には、シウダー・トルヒージョの公使館が大使館に昇格し、在ドミニカ共和国日本国大使館となりました。1961年11月23日、シウダー・トルヒージョはサントドミンゴに改称され、現在に至ります。

所在地



大使館は以下の場所に位置しています。

私書箱:
Apartado Postal 9825, Santo Domingo


利益代表部としての活動



1960年8月、コスタリカで開催された第6回米州機構外相会議の結果、アメリカ合衆国および複数のラテンアメリカ諸国がドミニカ共和国に対して外交関係の断絶を宣言しました。この影響を受け、チリとハイチがドミニカ共和国における利益代表業務を日本に要請しました。日本はこれを受け、在ドミニカ共和国日本国大使館がチリとハイチの利益代表部を兼任することになりました。

しかし、1962年に入り、アメリカ合衆国とラテンアメリカ諸国によるドミニカ共和国への集団制裁が解除されると、チリとドミニカ共和国、ハイチとドミニカ共和国の外交関係も回復しました。これにより、日本による利益代表業務の引き受けも順次終了しました。

関連情報




外部リンク





在ドミニカ共和国日本国大使館は、両国間の友好関係を促進し、様々な分野での協力を進める上で重要な役割を担っています。

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