在上海日本国総領事館

在上海日本国総領事館について

在上海日本国総領事館は、日本の外務省の特別機関であり、中国における重要な在外公館の一つです。この総領事館は、上海市を含む広範な地域を管轄し、領事業務、広報文化活動などを通じて、日本と中国との関係を支える重要な役割を担っています。

所在地

総領事館は、本館と別館の二つの建物で構成されています。

本館

事務所（領事部門を除く）、広報文化センターが入っています。
郵便番号：200336
住所：中華人民共和国上海市長寧区万山路8号
中国語表記：200336 中华人民共和国上海市长宁区万山路8号
英語表記：8 Wan Shan Road, Changning District, Shanghai, 200336, People's Republic of China

別館

領事部門の事務所が入っています。
郵便番号：200336
住所：中華人民共和国上海市長寧区延安西路2299号　上海世貿大厦13階
中国語表記：200336 中华人民共和国上海市长宁区延安西路2299号　上海世贸大厦13楼
英語表記：13/F, ShanghaiMart Tower, 2299 YanAn Road West, Changning District, Shanghai, 200336, People's Republic of China

管轄地域

在上海日本国総領事館は、以下の地域を管轄しています。

上海市
江蘇省
浙江省
安徽省
江西省

歴史

上海における日本の領事館の歴史は古く、1870年代にまで遡ります。当初は別の場所に設置されていましたが、その後虹口に移転し、1911年には平野勇造の設計による新たな総領事館が竣工しました。この建物は現在も残っています。

戦後、日中国交正常化を経て、事実上の総領事館が再設置されたのは1975年9月2日です。

過去の事件

過去には、以下のような事件が発生しています。

上海事件 (1988年)：1988年11月、日本への留学ビザの発給を求める申請者が殺到し、混乱が生じた事件です。
上海総[[領事館員自殺事件]]：2004年5月6日、当時46歳の事務官が館内で自殺しました。この事件については、中国当局からの脅迫が背景にあるとの指摘もなされています。

著名な在勤者

過去には、以下のような人物が在勤していました。

影山剛士 - 湖西市長
矢田七太郎 - 満州国参議府参議
内田尚孝 - 同志社大学教授

関連情報

日本の在外公館の一覧
駐中華人民共和国大使館の一覧#上海
外務省
総領事館

外部リンク

* 在上海日本国総領事館

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