長寧区

長寧区（ちょうねいく、拼音: Chángníng Qū）は、上海市を構成する市轄区の一つで、市の中心城区の西部に位置しています。

地理

長寧区は、東は静安区、西は閔行区、東南は徐匯区、そして北は呉淞江（別名：蘇州河）を挟んで普陀区と隣接しています。上海虹橋国際空港へのアクセスが容易であり、区の西部には虹橋経済開発区が広がっています。この地域は、国際貿易センター、世界貿易センター、万都センターといった高層ビルが立ち並び、ビジネスの中心地としての役割を担っています。

また、長寧区は上海市内でも特に外国人の居住率が高いことで知られています。中でも古北新区には多くの日本人が居住しており、国際的なコミュニティが形成されています。

歴史

長寧区は、1945年に設置されました。国共内戦中の1947年には、一時的に法曹区と名称が変更されましたが、1949年に再び長寧区という名称に戻されました。

行政区画

長寧区は、9つの街道と1つの鎮を管轄しています。

公共施設

長寧区には、以下のような公共施設があります。

上海動物園
中山公園
上海芸術品博物館

外国公館

長寧区には、以下の外国公館があります。

在上海日本国総領事館
在上海インド総領事館（国際貿易センター内）
在上海大韓民国総領事館

国際関係

大阪府枚方市とは、1987年12月に友好都市提携を結んでいます。

関連項目

北京市にある朝陽区は、北京市内で最も多くの日本人が居住する区であり、長寧区と同様に日本人コミュニティが形成されています。

外部リンク

* 上海市長寧区人民政府（中国語）

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