地下鉄赤塚駅

地下鉄赤塚駅について

地下鉄赤塚駅は、東京都練馬区北町八丁目に位置する東京メトロの駅です。有楽町線と副都心線が乗り入れており、両路線は和光市駅から小竹向原駅の間で線路を共有しています。駅番号は有楽町線がY03、副都心線がF03です。

駅名に「地下鉄」を冠しているのは、北側に位置する東武東上線の下赤塚駅と区別するためです。ICカードの利用履歴には「地下赤塚」と表示されます。駅の所在地は練馬区ですが、施設の一部は板橋区赤塚新町にも跨っており、練馬区の最北端に位置する駅となっています。

歴史

1972年2月に、現在の地下鉄成増駅付近から当駅付近までの区間で土木工事が開始されました。計画段階での仮称は「赤塚」でした。

1975年3月には同区間の工事が完了しましたが、前後の区間の完成が遅れたため、施設は8年間未供用の状態でした。

1983年6月、営団地下鉄有楽町線の営団成増（現在の地下鉄成増） - 池袋間の開通に伴い、「営団赤塚駅」として開業しました。東武鉄道の下赤塚駅との区別のために、帝都高速度交通営団の略称である「営団」を冠した駅名となりました。

2003年2月には業務委託駅となり、2004年4月1日の営団地下鉄民営化に伴い、東京メトロに継承され、「地下鉄赤塚駅」に改称されました。

2007年3月にはICカード「PASMO」が利用可能となり、2008年6月には副都心線が開業し、有楽町線と副都心線の共用駅となりました。2010年9月にはホームドアが設置され、2011年2月には発車メロディが導入されました。

駅構造

駅は島式ホーム1面2線を有する地下駅で、川越街道の直下にあります。改札口は地下1階に2箇所あり、改札間は通路で繋がっています。駅西側に位置するグラントハイツ跡地の公共住宅化に伴う利用者の増加を見込み、開業当初からホーム幅が広く確保されています。

のりば

1番線：有楽町線（新木場方面）/ 副都心線（渋谷・新宿三丁目方面）
2番線：有楽町線（和光市方面）/ 副都心線（和光市方面）

発車メロディ

2011年2月23日から、スイッチ制作の発車メロディが使用されています。1番線は「レッツトレイン」、2番線は「始まるよ」という曲です。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は39,180人で、東京メトロ全130駅中91位です。有楽町線・副都心線の共用区間では最も少ない利用客数となっています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

下赤塚駅（東武東上線）: 徒歩すぐですが、乗り換え案内はされていません。
川越街道（国道254号）
乗蓮寺（東京大仏）
板橋区赤塚健康福祉センター
板橋赤塚新町郵便局
三菱UFJ銀行下赤塚支店
光が丘公園
コモディイイダ赤塚新町店

バス路線

駅上を通る国道254号には、下赤塚停留所（国際興業バス）と下赤塚駅停留所（西武バス）があり、以下のバス路線が利用できます。

国際興業バス：石03系統（石神井公園駅行き/練馬北町車庫行き）
西武バス：練47系統（練馬駅行き/成増駅南口行き）

東武東上線の下赤塚駅北口側には、国際興業バスの下赤塚駅停留所もあります。

隣の駅

東京メトロ

有楽町線
地下鉄成増駅 (Y02) - 地下鉄赤塚駅 (Y03) - 平和台駅 (Y04)
副都心線
地下鉄成増駅 (F02) - 地下鉄赤塚駅 (F03) - 平和台駅 (F04)

脚注

注釈

出典

東京地下鉄の1日平均利用客数
東京都統計年鑑

参考文献

『東京地下鉄道有楽町線建設史』帝都高速度交通営団、1996年7月31日。https://metroarchive.jp/content/ebook_yurakucho.html/

関連項目

日本の鉄道駅一覧
赤塚不二夫

外部リンク

地下鉄赤塚駅/Y03/F03 | 路線・駅の情報 | 東京メトロ

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