坂 和樹
坂 和樹(ばん かずき)は、1997年
9月22日に日本の
東京都で生まれた
ラグビーユニオン選手です。現在は
ジャパンラグビーリーグワンに参戦する
浦安D-Rocksの一員として活動しています。
プロフィール
出身地:
東京都
身長: 182 cm
体重: 105 kg
主なポジション: プロップ(PR)
かつて、2022-23シーズンまではナンバーエイト(No.8)としてプレーしていました。
代表歴: U20日本代表スコッドへの選出経験があります。
来歴
坂選手は、中学校に入学した頃からラグビーという競技に触れ始め、キャリアをスタートさせました。
高校は
明治大学付属八王子高等学校へ進学し、ここでもラグビーを継続します。高校卒業後、
2016年には
明治大学へ進学し、大学ラグビーの舞台でその才能を磨きました。
明治大学ラグビー部の一員として、大学選手権などでの活躍が期待される中、U20日本代表スコッドに選ばれるなど、世代別の代表候補としての評価も得ました。
大学を卒業した
2020年、坂選手は当時の日本のトップリーグに属していたNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに入団し、プロキャリアを本格的に開始しました。社会人チームでの新たな環境で、自身のスキル向上に励みました。
2022年7月、NTTグループ内の組織再編に伴い、ラグビー部門も体制が変更されました。これを受けて、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスとNTTドコモレッドハリケーンズ大阪の一部機能が統合され、新たに
浦安D-Rocksが設立されます。坂選手はこの新体制下の選手スコッドに選ばれ、チームの創設メンバーとして名を連ねることとなりました。
浦安D-Rocksの一員として、日本の新たなトップカテゴリーであるJAPAN RUGBY LEAGUE ONEでの出場機会をうかがいます。そして、2023年
2月11日に
日本製鉄釜石シーウェイブスと対戦したリーグワンの第5節において、途中出場ながら記念すべきリーグワン公式戦への初出場を果たしました。この試合は、彼にとってプロ選手としての大きな節目となりました。
同年5月には、国際的な経験を積む機会を得ます。コリアスーパーラグビーリーグに参加する現代グロービスへ、期限付きで派遣されることとなりました。韓国のリーグでプレーすることで、異文化や異なるスタイルのラグビーに触れ、選手としての幅を広げました。
ポジションに関しては、キャリア初期や大学、そしてNTTコミュニケーションズシャイニングアークス時代、さらに
浦安D-Rocksへ移行してもしばらくは、機動力と突破力を兼ね備えたナンバーエイト(No.8)としてプレーしていました。しかし、2023-24シーズンからは、最前線でスクラムを組むプロップ(PR)へとコンバートし、新たな役割に挑戦しています。このポジション変更は、彼のプレースタイルの多様性や、チームからの期待を示すものです。
長年にわたりラグビーに情熱を注いできた坂選手ですが、2024-25シーズンをもって
浦安D-Rocksを退団し、現役生活に終止符を打つことを表明しています。
関連情報
明治大学付属八王子中学校・高等学校出身
明治大学ラグビー部OB
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークスでのプレー経験
浦安D-Rocks所属
外部リンク
浦安D-Rocks 公式サイト 選手情報
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