坂本大志

坂本大志について

坂本大志（さかもと まさし）は、1979年10月23日生まれの日本のプロ雀士で、神奈川県出身です。彼は最高位戦日本プロ麻雀協会に所属し、その卓越した技術と戦略で多くのファンを魅了しています。

経歴

坂本は2006年に最高位戦日本プロ麻雀協会の第31期前期会員としてプロの道を歩み始めました。彼は入会後すぐに、優駿杯や野口賞といった大きな大会で好成績を収め、プロ雀士としての地位を確立しました。また、同じく協会に所属している園田賢が主催した研究会にも幹事として参加し、麻雀大会「TwinCup」の発起人としても活躍しています。

2017年には東京都千代田区に設立された対局場「最高位戦道場」で道場長を務め、後進の指導にも力を注いでいます。

坂本は主要なタイトル戦でも数々の成績を残してきました。2009年には第4期最高位戦Classicで優勝し、以降も数回の大会で決勝進出を果たしています。2018年には麻雀駅伝に最高位戦日本プロ麻雀協会のチームとして出場し、団体優勝を飾りました。翌年には第27期發王戦決勝に進出し、高い評価を受けました。その年、プロ歴14年にしてついに最高位決定戦での優勝を手にしています。

さらに、坂本は2019年の麻雀最強戦ファイナルにも出場しましたが、惜しくも予選で敗退。しかし、2020年の四神降臨王座決定戦では、他団体のトップ選手を抑えて優勝する快挙を達成しました。彼は新型コロナウイルスに感染するも、退院し再び活躍の場に戻っています。

2023年にはMトーナメントに参加し、予選1stステージで2位、2ndステージでも好成績を収め、ファイナルステージへの進出を果たしました。ベスト16では多くのMリーガーを相手に2着2着でトータルトップとなり、セミファイナルでも進出しています。

雀風と人柄

坂本大志は、場況を読む能力が高い門前型の雀風を持っています。彼は「努力の人」として知られており、自団体内でも練習に打ち込む姿勢が評価されています。その姿勢から、彼のキャッチフレーズは「麻雀生徒会長」です。

坂本はまた、涙もろい一面を持っています。たとえば、村上淳選手が第8期日本オープンで優勝確定の場面を見守っている際には、村上が早い巡目で平和のテンパイに入った時点で涙を流していました。このように、彼の感情豊かな人柄も多くのファンに親しまれています。趣味は食事で、麻雀だけでなくプライベートの充実も大切にしています。

主な獲得タイトル

個人タイトル

• - 最高位戦Classic 優勝（第4期）
• - 最高位（第44期）
• - 四神降臨2020王座決定戦 優勝

団体タイトル

• - 麻雀駅伝2018 優勝

坂本大志はその技術と人柄で、多くの支持を受けながら今後もプロ雀士としてさらなる成績向上を目指していくことでしょう。

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