城みちる

城みちるのプロフィールと活動

城みちる（じょう みちる）は、日本の歌手でありタレントとして広く知られています。本名は城谷晃太郎（じょうやこうたろう）で、1957年11月18日に生まれました。彼は広島県安芸郡音戸町出身で、身長は173cm、血液型はA型です。デビュー時のキャッチフレーズは「夢の国からやってきたロマンチック・プリンス」でした。現在も広島を拠点に活躍しており、多くのファンに愛されています。

来歴

城みちるは、幼少期から音楽に親しむ環境で育ちました。彼の家族は江戸時代から続く商家で、明治時代には造り酒屋および電器店を経営していました。城は、武田学園呉高校から明治大学付属中野高校を経て、堀越高等学校を卒業しますが、その後駒澤大学を中退しました。

1972年、中学3年生の時に「スター誕生!」の広島県予選で本選出場し、その後1973年には第7回のチャンピオンに輝きました。この時の活躍を受けて、長良じゅんの元で1年間下宿し、同年に『イルカにのった少年』で歌手デビューを果たします。デビュー曲は50万枚を超えるヒットを記録し、彼は瞬く間にトップアイドルの座を手に入れました。

芸能活動

1975年の沖縄海洋博では、自身が日本代表として「サンゴ礁の娘」を歌唱しましたが、その後彼は歌手活動を一旦休止します。20歳での引退を前に、大学に進学したものの、その後は実家の電器店を継ぐために広島に戻ります。父の期待に応え、家業を手伝う一方で、1975年からの4年間、伊藤咲子との交際を続けていました。彼らの関係は、当時のアイドル文化でも大きな話題となりました。

1986年、ビートたけしに誘われ、テレビ番組『風雲!たけし城』に出演し、芸能活動を再開します。この復帰後はタレントとしても幅広く活動し、数々のテレビ番組でレギュラー出演を果たします。彼の顔は幅広いメディアで見ることができ、特に『しあわせ家族計画』や『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』などのバラエティ番組での存在感は印象的です。

家族とプライベート

私生活において、彼は一度一般女性と結婚し長男をもうけるも離婚。その後、1991年に山本敬子と再婚し、長女をもうけました。この夫婦はその後、全国ネットのバラエティ番組にも出演し、多くのファンに親しまれました。

音楽活動と福祉活動

2005年、父の病気を機に、介護福祉施設への慰問活動を始めました。以降、全国780か所以上で慰問公演を行い、2015年には1000回目の公演を達成しました。この活動を通じて彼の歌が多くの人々に感動を与えています。

近年では、水族館でのイルカ関連イベントなども行い、持ち歌「イルカにのった少年」を使った公演も展開しています。また、2019年には44年ぶりにオリジナルアルバムをリリースし、再び音楽の世界に深く関わっています。

最新情報

2017年には60歳を迎え、ファンに感謝を込めたイベントを開催。その場には昔の共演者たちも集まり、懐かしい雰囲気に包まれました。彼の活動は、歌手としての路線を超え、バラエティやドラマ、さらには音楽活動へと多岐にわたるものとなっています。彼の独特な魅力と人柄は、これからも多くのファンの心を掴み続けるでしょう。

もう一度検索