城月美穂

城月美穂のプロフィール

城月 美穂（きづき みほ）は、東京都出身の女優であり、元宝塚歌劇団・雪組の娘役です。彼女は9月5日生まれで、愛称は「アッコ」。現在は町田英子事務所に所属しており、演技の幅を広げながら活躍しています。身長は161cmで、そのスタイルと表現力から多くのファンに支持されています。

略歴

1970年、城月は宝塚歌劇団の56期生として入団しました。彼女の初舞台は雪組公演の『四季の踊り絵巻／ハロー!タカラヅカ』であり、当時の成績は70人中46位でした。同期には、今も活躍する麻実れい、東千晃、萬あきら、さらには夏川るみ（現・小柳ルミ子）などの優れた才能が揃っています。

城月は1971年に月組に配属され、翌年の1974年には『花のオランダ坂』新人公演で初めてヒロインの役を務めました。1975年には雪組に組替えされ、1978年と1980年には全国ツアーの『ベルサイユのばら』で憧れのマリー・アントワネット役を演じ、彼女の名演技は観客の心に深い印象を残しました。1981年4月30日、城月は月組公演『ジャンピング!』／『新源氏物語』に特別出演して宝塚歌劇団を退団しました。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

月組時代

• - 1972年12月：『ミルテの花』クララ／『シャイニング・ナウ!』
• - 1973年5月：『霧深きエルベのほとり』新人公演：シュザンヌ
• - 1974年1月：『白い朝』新人公演：おその
• - 1974年6月：『花のオランダ坂』新人公演：つる

雪組時代

• - 1975年2月：『フィレンツェに燃える』新人公演：マッダレーナ
• - 1978年1月：『風と共に去りぬ』メラニー・ウィルクス
• - 1979年5月：『春風の招待』エレーヌ
• - 1980年5月：『ベルサイユのばら』マリー・アントワネット

宝塚歌劇団退団後の主な活動

城月美穂は宝塚を退団した後も、舞台を中心に多様な役柄で女優としてのキャリアを築いています。彼女の主な舞台作品には、以下のようなものがあります：

• - 『黒蜥蜴』(東京芸術劇場)
• - 『中条きよし特別公演』(新歌舞伎座)
• - 『スカーレット』(帝国劇場)
• - 『愛の賛歌 エディット・ピアフ物語』など

城月はその多才さと演技力で、様々な舞台で観客を魅了し続けています。彼女の舞台での表現は、観る人に感動を与え、存在感とキャラクターの深さで高い評価を受けています。今後のさらなる活躍が期待される女優の一人です。

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