基地警備教導隊

基地警備教導隊

基地警備教導隊（Base Defense Development & Training Squadron, BDDTS）は、航空自衛隊の百里基地に所在する航空戦術教導団隷下の部隊です。この部隊は、航空自衛隊の基地に対するテロやゲリラ攻撃の脅威に対応するため、専門的な知識と技術を有する隊員によって構成されています。

創設の背景

2001年のアメリカ同時多発テロ事件を契機に、航空自衛隊の基地警備体制に対する見直しが始まりました。従来の基地警備隊では、ゲリラコマンドなどによる本格的なテロ攻撃への対応が困難であると判断されたため、専門部隊の創設が検討されました。2003年頃から研究が開始され、2006年3月には基地警備研究班が発足しました。当初は2008年3月に入間[[基地]]での開隊が予定されていましたが、予算上の問題から実現しませんでした。その後、2010年度予算に「基地警備教導隊（仮称）」の新編が盛り込まれ、2011年3月28日に航空総隊直轄部隊として正式に発足しました。

任務と活動

基地警備教導隊の主な任務は、航空自衛隊の各基地を巡回し、それぞれの立地特性を踏まえた適切な基地警備要領を教育することです。また、基地警備に関する調査・研究も行っています。2014年8月1日には、新編された航空戦術教導団の隷下部隊となりました。部隊の標語は「最尖端」です。

主要装備

基地警備教導隊は、以下の装備を使用しています。

64式7.62mm小銃
5.56mm機関銃MINIMI
9mm機関けん銃
9mm拳銃
88式鉄帽
タクティカルベスト
野戦迷彩服
軽装甲機動車

関連部隊

基地警備に関連する他の自衛隊の部隊としては、以下のようなものがあります。

基地警備隊：航空自衛隊において基地警備の任務を担う部隊。
駐屯地警衛隊：陸上自衛隊において基地警備の任務を担う部隊。
陸警隊：海上[[自衛隊]]において基地警備の任務を担う部隊。

外部リンク

基地HP'>百里基地HP
* 航空自衛隊百里基地（@jasdf_hyakuri） - twitter

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