埼玉県道121号大宮停車場大成線

埼玉県道121号大宮停車場大成線

埼玉県道121号大宮停車場大成線は、埼玉県さいたま市大宮区に位置し、大宮駅西口から国道17号へと至る、全長526mの一般県道です。この短い路線は、大宮駅周辺の発展とともに重要な役割を果たしてきました。

概要

この県道の特徴として、起終点付近に一方通行区間が存在することが挙げられます。具体的には、起点の駅西口駅前から鐘塚公園にかけては起点から終点方向への一方通行、終点の桜木町交差点から手前の区間は終点から起点方向への一方通行となっており、その間は対面通行が可能です。交通規制には注意が必要です。

路線データ

起点：大宮停車場西口（さいたま市大宮区）
終点：十七号線交点（さいたま市大宮区・桜木町交差点＝国道17号、埼玉県道2号さいたま春日部線交点）
重要な経過地：なし
路線延長：526m

歴史

この路線は、1960年（昭和35年）に埼玉県が初めて認定した県道のひとつです。長きにわたり、大宮駅と国道を結ぶ重要な役割を担ってきました。

年表

1960年（昭和35年）9月1日 - 埼玉県が大宮停車場大成線（大宮停車場西口 - 十七号線交点）として県道路線認定。
2020年（令和2年）11月10日 - 大宮駅西口駅前から鐘塚公園にかけて80 mの駅前区間を、大宮駅西口駅前からの一方通行とする社会実験を実施。
2022年（令和4年）10月26日 - 2020年に社会実験を実施した区間が正式に一方通行となる。

地理

通過する自治体

埼玉県
さいたま市（大宮区）

交差する道路

国道17号・埼玉県道2号さいたま春日部線（さいたま市大宮区・桜木町交差点）

沿線

沿線地域は、昭和後期からの東北新幹線建設に伴う区画整理や再開発によって大きく姿を変えてきました。かつては国道と駅を結ぶ主要な道でしたが、現在は大宮アルシェや鐘塚公園、大宮ソニックシティ、大宮サクラスクエア、シーノ大宮などの施設が立ち並びます。再開発は現在も進行中であり（大宮駅西口第3-B地区、第3-A・D地区）、今後も変化が予想されます。

大宮駅
大宮アルシェ
鐘塚公園
大宮ソニックシティ
大宮サクラスクエア
シーノ大宮

参考文献

昭文社 (2001), シティマップル埼玉県道路地図 (2001年5月3版5刷 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-64159-9

関連項目

埼玉県の県道一覧

もう一度検索