埼玉県道395号南川上名栗線

埼玉県道395号南川上名栗線

埼玉県道395号南川上名栗線は、飯能市の南川地区を起点とし、旧名栗村地区を終点とする全長約7kmの一般県道です。この道路は、天目指峠を越えるルートであり、自然豊かな山間部を走る道として知られています。

概要

起点: 埼玉県飯能市大字南川（国道299号交点）
終点: 埼玉県飯能市上名栗（埼玉県道53号青梅秩父線交点）
距離: 7,086m
通過自治体: 埼玉県飯能市

道路の特徴

南側の埼玉県道53号青梅秩父線との接続点付近には人家が点在しますが、全体的には人家が少ない地域を通ります。特に、国道299号方面へ向かう北側は、上久通林道との分岐点付近まで民家や別荘が見られますが、それ以外は自然林が広がっています。

注意点

狭隘な道幅: 峠付近の道路は道幅が狭く、センターラインや街灯がほとんどありません。
安全対策: 一部のカーブにはガードレールがないため、運転には十分な注意が必要です。
路面状況: 路面が荒れており、急カーブが連続します。カーブにはブレーキ痕が多数残っていることから、慎重な運転が求められます。
側溝: 道路脇の側溝に穴が開いている箇所があり、落葉や枝などで見えにくくなっているため、注意が必要です。
* 携帯電話: 一部の区間では携帯電話の電波が圏外になることがあります。

周辺情報

天目指峠付近は、関東ふれあいの道のコースの一部となっており、ハイキングコースとしても利用されています。子ノ権現（天龍寺）や伊豆ヶ岳へのハイキングコースへの接続点となっており、ハイキング客の利用が多いです。

路線バス

かつては全線にわたり路線バスが運行されていました。上久通林道との分岐点付近を境に、北側を西武バス、天目指峠を越える南側を国際興業バスが運行していました。現在は廃止されています。

埼玉県道395号南川上名栗線は、運転には注意が必要な箇所が多いですが、豊かな自然を満喫できるルートです。ハイキングの際には、アクセス道路として利用されています。

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