塚田正義

塚田 正義（つかだ まさよし）

基本情報

• - 生年月日: 1989年7月23日
• - 出身地: 茨城県古河市
• - 投打: 右投右打
• - ポジション: 外野手・内野手

経歴

プロ入り前

塚田は小学校2年生から地元の少年野球チームで軟式野球を開始しました。古河市立古河第二中学校を経て、茨城県立古河第一高等学校に進学し、2年次の秋からは主将としてチームを牽引しました。同校で甲子園には出場できませんでしたが、卒業後は白鷗大学に入学しました。

大学時代、塚田は早い段階から主力選手としてチームに貢献しました。特に2011年の秋には打点王に輝き、在学中には通算18本塁打を記録、打率は.352という素晴らしい成績を収めました。また、春季リーグ優勝を果たすなど、チームを力強くサポートしました。

プロ入り

2011年のNPBドラフトで、内野手として福岡ソフトバンクホークスから3位指名を受け、契約金5500万円、年俸1200万円という条件で入団しました。背番号は32となります。

プロ経験

2012年

プロ入り初年の2012年は、一軍のキャンプに参加。しかし、レギュラーシーズンでは主に二軍での戦いとなり、ウエスタン・リーグでは45試合出場し、打率は.218に留まりました。シーズン中に大怪我を負い、右膝の手術を受けたため、リハビリが必要でした。

2013年

2013年には復帰を果たし、ウエスタン・リーグで62試合に出場。打率は.267、5本塁打を記録しましたが、一軍での出場はありませんでした。

2014年

4年目の2014年には98試合出場し、打率.313、15本塁打、70打点を挙げ、打撃王や最高出塁率にも輝き、チームの二軍リーグ優勝に大いに貢献しました。同年8月には一軍デビューを果たし、代打で初打点も記録しました。

2015年

ポジションを外野手に変更し、開幕一軍を迎えます。4月の試合で初安打と初本塁打を同時に記録しました。この年は通算12試合に出場し、記録は少なかったものの印象的なプレーを残しました。同年、一般女性と結婚しました。

2016年

ウエスタン・リーグで116試合に出場し、打率.304で首位打者のタイトルを獲得。再び二軍のリーグ優勝に貢献しましたが、一軍での出場はわずか1試合でした。

2017年

春季キャンプで好調を維持し、7月に一軍に昇格しますが、その後出場選手登録を抹消され、怪我を克服しながらも一軍での活躍は限られました。

2018年

一軍で25試合に出場し、打率.270、3本塁打の成績を残しましたが、シーズン後半には一軍に留まれませんでした。

2019年

膝の手術を受けた後の復帰戦では一軍で初安打を記録。しかし、シーズン終了後に戦力外通告を受け、後に現役を引退しました。

現役引退後

退団後、2020年にはソフトバンク球団の職員として野球振興部で活動し、2021年からは選手養成コーチとして新たな道を歩んでいます。

選手としての特徴

塚田は高い身体能力を持つスラッガーで、50メートルのタイムは5.9秒、遠投115メートルを記録しました。打撃では特に引っ張りが得意でしたが、逆方向への対応も可能な選手へと成長しました。内野手としてプロ入りしたが、外野でも活躍し、その守備範囲の精度を磨いてきました。大学時代には栗山英樹の指導を受け、技能向上に努めました。

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