塩原元湯温泉

塩原元湯温泉

塩原元湯温泉は、栃木県那須塩原市、塩原[[温泉郷]]の奥地に位置する温泉地です。塩原温泉の発祥の地とも言われ、ひっそりとした佇まいの中に、3軒の温泉旅館が点在しています。

泉質

泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉（硫化水素型）で、低張性中性高温泉です。源泉温度は50.6℃、pHは6.5となっています。特に、旅館大出館所有の源泉には、珍しい湯の花による黒湯が存在します。

泉質: 含硫黄 - ナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩泉（硫化水素型）低張性中性高温泉
pH: 6.5
源泉温度: 50.6℃

効能

塩原元湯温泉は、多様な効能を持つことでも知られています。

胃腸病
心臓病
高血圧症
糖尿病
むちうち症
神経痛
切り傷
やけど
リュウマチ
婦人病
皮膚病
肥満症

注: 効能は全ての人に効果を保証するものではありません。

温泉街

温泉街には、「元泉館」「ゑびすや」「大出館」の3軒の温泉宿があります。それぞれ趣の異なる湯を楽しめます。

歴史

「元湯」という名前が示すように、塩原[[温泉郷]]の発祥の湯として長い歴史を持っています。その起源には諸説あり、806年（大同元年）に如葛仙という人物が発見したという説や、猟師が発見したという説があります。かつては「元湯千軒」と言われるほど多くの宿がありましたが、1659年（万治2年）の地震による山津波で埋没し、温泉も湧出しなくなりました。その後、塩原元湯温泉神社を再建したところ、再び温泉が湧出するようになり、現在に至ります。

交通アクセス

鉄道・バス: 宇都宮線西那須野駅からJRバスで約40分の塩原温泉駅（塩原温泉バスターミナル）へ。そこからタクシーまたは宿の送迎車（予約制）で約15分。
自動車: 東北自動車道西那須野塩原ICから国道400号経由で約40分。

塩原温泉バスターミナルまでは、私鉄線や高速バスなど複数のルートがあります。

外部リンク

塩原温泉旅館組合

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