塩屋大輔

塩屋 大輔（しおや だいすけ）は、1976年9月6日に大阪府豊中市で生まれた、日本の元プロ野球選手です。プロでは主に投手として活躍しました。

来歴・人物

小学3年生で野球と出会い、その道を歩み始めます。高校は強豪として知られる明徳義塾高校に進学。投手として期待され、1年生の秋には早くもベンチ入りを果たしましたが、残念ながら在学中に甲子園の土を踏むことは叶いませんでした。

高校卒業後は亜細亜大学に進学。ここでは打者としての可能性を追求すべく、外野手へとコンバートされました。大学2部リーグでは1年生の春に11試合に出場し、38打数12安打、打率.316、1本塁打という打撃成績を残しています。

しかし、大学在学中の2年生7月、未知なる可能性を求め大学を中退。海を渡り、アメリカ独立リーグのフロンティアリーグに所属するジョンズタウン・ジョニーズに入団しました。だが、ここで実戦の機会を得ることなく契約を解除され、帰国を余儀なくされました。

帰国後、日本でのプロ入りを目指し入団テストに挑戦しましたが、度重なる不合格の辛酸を舐めることとなりました（3年連続）。

幾多の挫折を乗り越え、2002年、ついにプロへの扉を開きます。オリックス・ブルーウェーブの入団テストに合格し、同年のドラフト会議で投手として指名を受け、念願のプロ入りを果たしました。この時、いわゆる「契約金ゼロ」の選手として注目されましたが、後に一軍登録日数が10日に達したことで出来高が支払われています。

プロ1年目から一軍のマウンドを経験するなど、期待に応える活躍を見せました。特に、スライダーを武器に打者を翻弄する投球を見せました。しかし、翌年には故障に見舞われ、再び野手への転向を試みます。ですが、間もなく投手として再起を図ることを決断し、再びマウンドに戻りました。

2004年末には球界再編に伴う球団合併と分配ドラフトを経て、新球団オリックス・バファローズと契約を結びました。しかし、2005年シーズンは一軍での登板機会を得られず、シーズン終了後に戦力外通告を受け、プロ野球選手としての現役生活に一旦区切りをつけました。

プロ退団後、一時現場から離れていましたが、2019年からは新潟県を拠点とする社会人硬式野球のクラブチーム、野田サンダーズの一員として再び白球を追っています。

詳細情報

年度別投手成績

※本文では割愛

記録

初登板：2003年4月15日、対日本ハムファイターズ4回戦（Yahoo! BBスタジアム）、9回表に4番手で救援登板・完了、1回無失点

背番号

57 （2003年 - 2004年）
95 （2005年）

関連項目

大阪府出身の人物一覧
亜細亜大学の人物一覧
オリックス・バファローズの選手一覧

外部リンク

個人年度別成績 塩屋大輔 - NPB.jp 日本野球機構
選手の各国通算成績 - Baseball-Reference (Japan)

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