塩崎桐加

塩崎桐加（しおざき ひさか）について

塩崎桐加（しおざき ひさか）は1992年4月20日生まれの三重県出身の女子ボートレーサーで、登録番号は4589です。身長161cmで血液型はB型です。彼女は105期のボートレーサーであり、三重支部に所属しています。プライベートでは同じボートレーサーの夫・石塚裕介と結婚しており、共に競技に励んでいます。

来歴

2009年

塩崎桐加は2009年11月30日に津競艇場で行われた「津グランプリシリーズ第6戦」でプロデビューを果たしました。この大会において、初めて6号艇で出走し、まずは5着という結果を残しました。

2010年

翌年の2010年9月27日には、同じく津競艇場で「第4回津レディースチャンピオンカップ」において4号艇で出場しました。好スタートを切り、まくりを決めて初勝利を獲得しました。これが彼女のボートレース選手としてのキャリアの重要な節目となります。

2013年

2013年5月、大村競艇場での「第10回 夢の初優勝W優勝戦」にて初の優出を果たしましたが、結果としては5着に終わりました。

2015年

2015年には、ボートレーサー仲間である石塚裕介と結婚。その年の11月には江戸川競艇場で「ヴィーナスシリーズ第7戦 江戸川JINRO CUP」にて初優勝を達成しました。4号艇で出走し、トップスタートを決めての勝利という印象的なものでした。

2016年

2016年8月に行われたPGI第30回レディースチャンピオンで、ついにGⅠの舞台に初めて出陣しました。2日目には強豪と呼ばれる選手たちと競い合い、4コースからのスタートでまくり差しを決め、見事にGⅠ初勝利を手にしました。その後、10月には産休に入ることとなります。

2017年

産休を経て、2017年7月には第1子となる男児を出産しました。

2018年

長い産休から復帰した塩崎は、2018年1月6日に宮島競艇場で行われた「デイリースポーツ杯争奪男女W優勝戦」で早速優勝を果たしました。彼女は4号艇で出走し、再び競技の舞台に戻ったことを示しました。12月には平和島競艇場で「GⅢ第7回レディースクライマックスシリーズ」で3度目の優勝を収め、着実に成績を重ねていきます。

2019年

2019年には、前期に自身初のA1級に昇格しました。また、3月には児島競艇場での「GⅡ第3回レディースオールスター」に初出場し、優勝戦まで駒を進めるなど、ますます充実した競技生活を送っています。興味深いことに、7月にはプロ野球の始球式を務める経験も持っています。

人物

彼女の愛称は「艇界のプリンセスツリー」とされており、ファンから親しまれています。また、塩崎は特に4号艇との相性が良く、デビュー初勝利やGⅠ初勝利、さらには過去の3度の優勝もすべて4号艇での出走によるものです。この特異な実績は、彼女がボートレーサーとして活動する中での一つの象徴とも言えるでしょう。彼女の挑戦や成功のストーリーは、今後も多くの人々に感動を与え続けることでしょう。

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