塩田町 (長野県)

塩田町について

塩田町（しおだまち）は、1956年5月1日から1970年3月31日まで、長野県小県郡に存在した町です。1970年4月1日に上田市に編入合併され、その歴史に幕を閉じました。塩田町役場は、合併後、上田市役所塩田支所となり、現在は上田市役所本庁管轄の塩田自治センターとしてその機能を維持しています。

「信州の鎌倉」

塩田町は、現在も前山寺をはじめとする多くの古刹が残っており、特に塩田流北条氏ゆかりの寺社が多いことから「信州の鎌倉」として知られています。この地域は、歴史的な遺産と豊かな自然が調和した魅力的な場所です。

塩田町の歴史

1956年（昭和31年）5月1日、西塩田村、別所村、東塩田村、中塩田村が合併し、新たな町として塩田町が発足しました。町役場は旧中塩田村役場に置かれ、町の中心として機能しました。

しかし、1970年（昭和45年）4月1日、塩田町は上田市に編入合併され、町としての歴史を終えました。同日、塩田町役場は上田市役所塩田支所となり、行政機能は上田市へと引き継がれました。

塩田町に存在した教育機関（1970年3月31日時点）

塩田町には、以下のような教育機関が存在していました。

大学
本州大学（現：長野大学）
本州女子短期大学（現：上田女子短期大学）

小中学校（すべて塩田町立）
塩田中学校
富士山小学校
東塩田小学校
中塩田小学校
西塩田小学校
別所小学校

これらの教育機関は、塩田町の人々の教育を支え、地域社会の発展に貢献しました。

鉄道

塩田町には、上田交通（現：上田電鉄）別所線が通っていました。この路線は、現在も上田電鉄別所線として運行しています。

（上田市） - 本州大学前駅（現：大学前駅） - 下之郷駅 - 中塩田駅 - 塩田町駅 - 中野駅 - 舞田駅 - 八木沢駅 - 別所温泉駅

この路線は、地域住民の足として、また観光客にとって重要な交通手段として利用されていました。

関連項目

長野県の廃止市町村一覧

塩田町は、短い期間ではありましたが、その歴史と文化は今もなお人々の心に残り、上田市の一部として新たな発展を続けています。

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