増田都彦

増田都彦（ますだ くにひこ）のプロフィール

増田都彦は、1965年9月25日に香川県で生まれたプロゴルファーです。彼の家族も全てプロゴルファーであり、父の増田光彦、兄の増田能成、妹の増田能子がそれぞれゴルフ界での実績を持っています。このような環境の中で育った増田は、8歳からゴルフを始めることとなり、父とその弟子である鈴木規夫から技術を学びました。

ゴルフのキャリアの始まり

1989年にプロ入りした増田は、1991年に開催された'91NGAオープンで初優勝を果たします。この年、彼は父が解説を行った中四国オープンで、原克己や坂本義一と共に8位タイに入賞しました。このような活躍を通じて、自らの姿を多くのファンに印象付けていきます。

数々の大会での挑戦

1992年には、松永カントリークラブで行われたミッドサマーオープンで3位入賞し、さらに1994年のPGAフィランスロピーでは、3日目に67という好スコアを記録することで注目を集めました。この年の彼は、桑原克典や丸山茂樹と競り合いながら7位タイに入賞しました。

1996年のダイドードリンコ静岡オープンでは、深堀圭一郎らと共に7位タイで初日をスタートさせ、その後も安定したプレーを見せました。また、1997年に行われたワールドウッドゴルフクラブカップでの優勝が彼のキャリアのハイライトとなります。この年の最後の開催となった水戸グリーンオープンでは、藤田寛之や横山明仁と共にプレーオフに突入し、2位タイとなったことも記憶に残っています。

嶄進するキャリアと栄光

1997年の久光製薬KBCオーガスタでは、初日の好スタートを切りながら、その後激しい競争に直面しましたが、最終的には5位タイに入賞することができました。2000年には優れたパフォーマンスを維持し、久光製薬KBCオーガスタでの9位タイ入りやファンケルオープンin沖縄での10位タイも含め、着実に地位を確立していきました。

一方、2001年のマンシングウェアオープン KSBカップでは、ぎっくり背中の痛みを抱えながらもホールインワンを達成し、多くの注目を集めました。このホールインワンは、コース外でも話題となり、彼の名声をさらに高める結果となりました。

競技者としての引退後

2007年にレギュラーツアーから引退した後は、2014年に香川県オープンに出場し、9年ぶりに同大会での2位入賞を達成しました。彼はこの時、冷静なプレーを武器にし、6バーディーを奪う安定した演技を見せました。それ以降、彼は綾歌郡綾川町で「ゴルフスタジオkuni」を運営し、後進の育成にも貢献しています。

主な業績

• - 1991年: '91NGAオープン 優勝
• - 1997年: ワールドウッドゴルフクラブカップ 優勝

増田都彦のゴルフキャリアは、彼自身の努力と家族の影響で築かれ、今でも多くのゴルファーにインスピレーションを与え続けています。

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