夏井駅

夏井駅は、福島県田村郡小野町大字夏井字町屋に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）磐越東線の駅です。単式ホーム1面1線を有する地上駅で、かつては島式ホーム1面2線でしたが、無人化の際に駅舎側の1線が撤去されました。

歴史

夏井駅は1917年（大正6年）10月10日に開業しました。その後、1962年（昭和37年）に貨物の取り扱いを廃止、1984年（昭和59年）には荷物の扱いも廃止されました。1986年（昭和61年）4月1日には駅員無配置駅となり、1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となりました。2016年（平成28年）4月1日には三春駅の業務委託化に伴い、管理駅が郡山駅に変更。2024年（令和6年）10月1日には、えきねっとQチケのサービスが開始されました。

駅構造

現在の夏井駅は、郡山駅が管理する無人駅です。以前は簡易委託駅として、駅舎内で近距離乗車券が販売されていましたが、委託廃止後に駅舎は取り壊され、現在は広い駅前広場が残されています。

利用状況

福島県統計年鑑によると、2000年度から2004年度にかけての1日平均乗車人員は以下の通りです。（具体的な数値は省略）

駅周辺

駅前広場は比較的広く、周辺には商店が数軒あります。主なスポットは以下の通りです。

夏井郵便局
夏井の千本桜
夏井川
諏訪神社
* 諏訪神社の翁スギ媼スギ（国の天然記念物）

バス路線

駅前には「夏井駅前」停留所があり、新常磐交通が小野新町駅・川内方面、上三坂方面へのバスを運行しています。

隣の駅

■磐越東線

川前駅 - 夏井駅 - 小野新町駅

まとめ

夏井駅は、地域の足として、また観光の拠点として、その役割を果たしています。駅舎は失われましたが、広い駅前広場が残り、バス路線も接続しているため、アクセスは比較的良好です。春には千本桜が咲き誇り、多くの人々が訪れます。

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