夕空晴れて!ひがのぼるです

夕空晴れて!ひがのぼるです

「夕空晴れて!ひがのぼるです」は、1977年から1984年までの間、ニッポン放送で平日夕方に放送されたラジオプログラムです。この番組は、当時ニッポン放送のアナウンサーであった「ひがのぼる」こと比嘉憲雄がパーソナリティを務め、高い人気を誇りました。

放送の背景と概要

この番組は1977年10月3日にスタートし、夕方5時の新たなワイド番組として登場しました。放送時間は当初、毎週月曜日から金曜日の17時から18時までの1時間だったことから始まりました。1979年から1982年までは17時から18時に、1982年には17時から17時50分に短縮され、1983年から1984年にかけては再び17時から18時に変更されています。このように、放送時間には数回の変更があったものの、約8年半という長い年月にわたって、多くのリスナーに愛され続けました。

番組の終了は1984年4月6日でしたが、その後の同年4月9日からは「お早ようひがのぼるです」という新たなワイド番組が朝にスタートし、ひがのぼるは再びそのパーソナリティとしての役割を引き受けました。

番組の内容とテーマ曲

「夕空晴れて!ひがのぼるです」では、リスナーの関心を引く多岐にわたるコーナーが設けられました。また、番組のテーマ曲としてアール・クルーの「Cabo Frio」が使用されており、リスナーに親しまれました。番組内には、占いやクイズ、音楽を楽しむコーナーなどがあり、常に新鮮な内容が届けられたことが特徴的でした。

内部には様々なコーナーが組み込まれ、年を追うごとに内容が進化していきました。1977年10月のスタート時には、「うきうき占いラッキードライブ」や「ひがのぼるの三菱ダイヤモンドハイウェイ」、「京成テレフォン10秒クイズ」などが放送されていました。これに続き、1984年までに多くの新しいコーナーや関連番組が追加され、リスナーの期待に応え続けました。

パーソナリティの存在

ひがのぼるは、キャッチーなトークと親しみやすい人柄で、街の声を届ける存在としてリスナーとのコミュニケーションを大切にしました。彼の声は多くのリスナーにとって心地よいものであり、彼の人柄がプログラム全体を通して映し出されていました。リスナーからの応援やメッセージは、番組を彩る重要な要素となっていました。

結論

「夕空晴れて!ひがのぼるです」は、1977年から1984年という長い間、多くの人々に愛され続けたラジオ番組です。その独特のスタイルと魅力的なキャラクターは、今も多くのリスナーの記憶に残っていることでしょう。番組の終了後も、ひがのぼるは注目される存在であり、次の朝の番組へと移行したことで、その影響力を維持し続けました。このように、ラジオメディアの中で重要な役割を果たした「夕空晴れて!ひがのぼるです」は、日本のラジオ史における名作ともいえるでしょう。

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