外間隆史

外間隆史 (そとま たかふみ)

1962年2月26日生まれ、東京都出身。音楽プロデューサー、アーティストとして知られる外間隆史は、その活動の幅を音楽の領域にとどめず、グラフィックデザイナー、映像ディレクターとしても才能を発揮しています。

父は言語学者であり、沖縄文化研究家として法政大学名誉教授を務めた外間守善。妻は、かつてアイドルグループ「Qlair」のメンバーとして活躍した井ノ部裕子です。外間という姓は沖縄でよく見られ、「ほかま」と読むことが多いですが、父・守善の名前は「ほかま」と発音します。

略歴

1979年、テクノバンドFILMSに参加し音楽活動を開始。
1981年にFILMSを脱退後、新聞記者やコピーライターなど様々な職を経験。
1988年、遊佐未森のデビューアルバム『瞳水晶』をプロデュースし、その独特な才能を開花させました。

以降、様々なミュージシャンの楽曲制作に携わり、独自の世界観を構築。その創造性は高く評価されています。

1998年には、GEMMATIKA Records（ジェマティカ・レコーズ）の設立にイメージ・ディレクターとして参画。
1999年、初のソロアルバム『裏庭』を発表し、アーティストとしての個性を確立。
2001年には、アルバム『サンビカ（St.Bika）』をリリース。同名の個展を渋谷EGG Galleryで開催し、また同作品をモチーフとした音楽番組『ラジオ・サンビカon TV』（BS朝日）の演出と脚本を担当するなど、多岐にわたる活動を展開しました。

2012年には、ウェブサロン「焚火社」を結成し、新たなコミュニティを創出。
2016年、「未明編集室」を立ち上げ、手帳『AGENDA 2017』を発行。
2017年には、叢書『未明01』を編集・発行し、「専用再生装置付音楽アルバム」と題したポータブルオーディオプレイヤー『ポータペチカ』をプロデュースするなど、その創造性は衰えることを知りません。

アルバム

裏庭 (GEMMATIKA Records、RSCG-1002、1999年1月13日)
Noche　GEMMATIKA (GEMMATIKA Records、RSCG-1008、1999年12月1日)
サンビカ (GEMMATIKA Records、RSCG-1011/1012、2000年8月2日)
雲ノ箱 (GEMMATIKA Records、RSCG-1020、2003年6月4日)

主な作品提供アーティスト

BL.WALTZ
b-flower
Qlair <乙女塾>
いしだ壱成
遊佐未森 （瞳水晶、空耳の丘、ハルモニオデオン、HOPE、アルヒハレノヒ、アカシア、roka、Bougainvillea、潮騒）
渡辺満里奈
ちわきまゆみ （「オーロラ・ガール」）

外部リンク

GEMMATIKA Records
the cloudbox
本人のTwitter
焚火社
未明編集室のTwitter

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