多摩信用金庫

多摩信用金庫について

多摩信用金庫（愛称：たましん）は、東京都立川市に本店を構える、多摩地域を代表する信用金庫です。1933年の設立以来、地域に根ざした金融機関として、預金や融資といった基本的な業務に加え、地域経済の活性化や起業支援にも積極的に取り組んでいます。多摩地域に密着した活動が特徴で、地域住民や地元企業からの信頼も厚いです。

歴史

多摩信用金庫は、複数の信用組合の合併を経て現在の形になりました。その歴史は以下の通りです。

1933年：有限責任立川信用組合として設立。
2006年：多摩中央信用金庫、八王子信用金庫、太平信用金庫の3金庫が合併し、多摩信用金庫として新たにスタート。
2020年：本店を現在の場所（立川市緑町）に移転。

これらの変遷を経て、多摩信用金庫は地域金融機関としての地位を確立してきました。

主なサービス

多摩信用金庫では、預金、融資といった通常の金融サービスに加え、以下のような独自の取り組みも行っています。

地域振興への貢献： 地元の経済活性化のため、様々な事業を展開。
起業支援： 新しいビジネスを立ち上げる人たちをサポート。
シンクタンク「たましん地域経済研究所」： 地域経済の調査・研究を実施し、その成果を地域に還元。
各市町との連携： 地域社会と協力し、課題解決に取り組む。

また、以下のようなプラットフォームも運営しています。

課題解決プラットフォームTAMA
Winセンター(たましん事業支援センター)
Winプラザ多摩センター
創業キックオフセミナー
各種相談会
すまいるプラザ
たましん法人総合サービスBOB
多摩らいふ倶楽部
多摩ブルー・グリーン賞： 優れた技術やビジネスモデルを表彰。
多摩の物産＆輸入品商談会： 企業間のマッチングを支援。

これらの活動を通じて、多摩信用金庫は地域経済の発展に貢献しています。

キャラクター「RISURU」

多摩信用金庫には、「RISURU（リスル）」というリスのキャラクターがいます。2003年に旧多摩中央信用金庫の創立70周年を記念して誕生しました。RISURUは各種イベントや広報活動に登場し、親しみやすいイメージで地域の人々に愛されています。

店舗とATM

多摩信用金庫は、多摩地域を中心に79店舗を展開しています。ATMは61ヶ所設置されています（2023年3月31日現在）。

店舗：79店（東京都：77店、神奈川県：2店）
ATM：61か所（すべて東京都）

関連会社

多摩信用金庫は、以下の関連会社を通じて、幅広い事業展開をしています。

たましんビジネスサービス株式会社
たましんリース株式会社
多摩保証株式会社
* 公益財団法人たましん地域文化財団：地域文化の振興を目的とした活動を行っています。

不祥事について

2015年には、プレミアム付き商品券の不正販売という不祥事がありました。この事件を受け、多摩信用金庫は再発防止に努めています。

まとめ

多摩信用金庫は、多摩地域に根ざした金融機関として、地域経済の発展に貢献しています。預金、融資といった金融サービスだけでなく、地域振興や起業支援にも積極的に取り組んでおり、地域社会からの信頼も厚いです。今後も地域社会と連携し、様々な課題解決に貢献することが期待されています。

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