多昌 博志(たしょう ひろし)
多昌博志は
1963年4月1日生まれで、
神奈川県川崎市に出身する著名なビジネスマンです。彼は現在、ティップネスの取締役常務執行役員を務めており、
日本テレビ放送網社長室に出向中です。多昌氏は桐蔭学園高校を経て
中央大学法学部を卒業後、
1985年に日本テレビに入社しました。
来歴・人物
多昌氏は入社当初から注目を集めており、同期には
アナウンサーの
鷹西美佳や日高直人がいます。
アナウンサーとしてのキャリアは主にスポーツ中継に焦点を合わせており、特に
プロ野球、
サッカー、そして箱根駅伝など幅広いスポーツイベントを担当しました。しかし、その後のキャリアでは、報道や情報番組のレポーターやスタジオキャスターへとシフトしています。
彼はアナウンス部から営業局に異動し、
2010年7月から営業戦略センター営業企画部の部長に就任。
2012年にはコンテンツ事業局において次長および事業推進部長に昇進し、
2014年からは同局の部長も兼任するなど重要な役割を果たしています。
2016年には社長室に異動し、ティップネスに出向しています。
彼が実況したスポーツ中継の中で特に印象深いのは、1989年に
斎藤雅樹が達成した11試合連続完投勝利や、
1993年に
松井秀喜のプロ入り初ホームランなどがあります。また、2000年の日本シリーズ第2戦や
2001年の
長嶋茂雄の勇退試合など、多くの重要なイベントでも実況を担当しています。
コンテンツ事業局では、
アニメーション番組の企画や制作に関わり、子会社である
タツノコプロでは非常勤取締役を務めました。
個人的な趣味
多昌氏は
1970年代には
太田裕美の熱心なファンであり、その後
薬師丸ひろ子のファンにもなりました。音楽に対する彼の愛情は、彼の人生において重要な側面となっています。
エピソード
記憶に残るエピソードの一つに、
1987年6月28日に放送された「
NNNニューススポット」のオープニングで、誤って「
笑点」のテーマソングが流れた際に彼がニュースを担当した出来事があります。また、
1999年の冬休み中には「
NNNニュースプラス1」のスポーツコーナーも担当しました。これらの体験は彼の
アナウンサーとしてのキャリアにおいてユニークな瞬間を形成しています。
担当番組
コンテンツ事業局時代には、以下のような多くの番組に関与しました:
多昌博志は、その多彩な経歴と豊富な経験を持つテレビ界の実力者として知られています。