多田竜也

多田竜也：SASUKEに挑む理学療法士

多田竜也（ただ たつや）は、1992年7月6日生まれ、山形県出身の理学療法士であり、県庁職員という二つの顔を持つ人物です。特に、TBSの人気番組『SASUKE』の有力選手として知られ、若手実力者たちを指す「森本世代」の一人として、その名を轟かせています。

SASUKEとの出会いと挑戦

7歳の時、偶然テレビで見た『SASUKE』に心を奪われた多田は、その一般人が難関に挑む姿に感動し、自身もSASUKEの真似事を始めたそうです。中学時代には陸上競技部に所属し、全国中学校体育大会にも出場。そして、SASUKEへの出場が可能になった14歳で初出場を果たし、1stステージの最終エリアであるロープクライムまで到達しました。高校でも陸上競技を続け、全国高校総体にも出場。卒業後は医療系の専門学校に進学し、山形県庁に就職しました。

2015年からは、山形県立中央病院で理学療法士として勤務を開始。日々の業務のかたわら、SASUKEへの挑戦を続けていました。毎年応募するも、書類審査やシミュレーター配属で本選出場が叶わない年が続きましたが、2017年の第34回大会で10年ぶりに本選出場。しかし、1stステージでリタイアを喫しました。翌年の第35回大会でも1stリタイアとなりましたが、競技後には長年交際していた恋人にプロポーズ。その年の年末の第36回大会では、初の1stステージクリアを果たし、3rdステージまで進出。さらに、第37回大会では3rdステージをクリアし、大晦日の生放送でFINALステージに挑むという快挙を成し遂げました。

2020年6月には第一子となる男児が、2024年5月には第二子となる女児が誕生し、公私ともに充実した日々を送っています。

人となりとSASUKEでの活躍

多田は、普段は山形県立中央病院で、白血病や悪性リンパ腫、血液がん患者のリハビリを担当しています。SASUKEでの活躍から、「山形県庁の星」と呼ばれるようになりました。また、2ndステージでは一度もリタイアしたことがないという驚異的な記録を持っています。

大会ごとの戦歴

第17回大会～第19回大会
第17回大会：初出場ながら1stステージ最終エリアのロープクライムでタイムアップ
第19回大会：1stステージのジャンピングスパイダーでリタイア
第34回大会～第36回大会
第34回大会：10年ぶりの出場も、1stステージのフィッシュボーンでリタイア
第35回大会：1stステージのドラゴングライダーでリタイア、その後プロポーズ
第36回大会：初の1stステージクリア、3rdステージまで進出
第37回大会
1st、2ndステージをクリアし、FINALステージに進出。サーモンラダーでタイムアップ
第38回大会
1st、2ndをクリアし3rdステージに進出。クリフハンガーディメンションでリタイア
第39回大会
1st、2ndをクリアし3rdステージに進出。自身初の最優秀成績者となる
第40回大会
1st、2ndをクリアし3rdステージに進出。FINALステージに進出。サーモンラダーでタイムアップ
第41回大会
1st、2ndをクリアし3rdステージに進出。バーティカルリミット.BURSTでリタイア。

通算成績

2023年第41回大会終了時点で、数々の難関を突破し、SASUKEの歴史に名を刻んでいます。特に、クリフハンガー系列エリアの突破は、彼の驚異的な身体能力と精神力の高さを物語っています。

その他の活動

多田は、SASUKE以外にも、YouTubeチャンネル「QuizKnock」に出演するなど、多岐にわたる活動を行っています。

外部リンク

多田 竜也【SASUKE】 (@TaDacchi39) - X（旧Twitter）
多田 竜也(Tatsuya Tada)🇯🇵 (@tadacchi39) - Instagram
多田竜也 (Tatsuya Tada) (tatsuya.tada.1) - Facebook

多田竜也は、理学療法士としての専門知識と、SASUKEへの情熱を両立させながら、多くの人々に勇気と感動を与え続けています。彼の今後の活躍に、さらなる期待が寄せられています。

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