多良木町立多良木
中学校(読み:たらぎちょうりつ たらぎちゅうがっこう)は、
熊本県球磨郡多良木町に位置する公立の
中学校です。この学校は、町内で唯一の
中学校であり、2023年8月には新たに建設された校舎が完成し、移転を行いました。
学校の歴史
多良木
中学校の歴史は
1947年にさかのぼります。
学制改革によって、初代の「多良木
中学校」が設立されました。この学校は、自校を持たず
多良木町立多良木小学校に併設されていましたが、
1949年に独立した校舎が完成し、その後併設を解消しました。
1958年、地域内の3つの
中学校(多良木、黒肥地、久米)が統合され、新たに「
多良木町立多良木
中学校」(二代目)が誕生しました。そして2023年には創立65周年を迎えたのです。校訓は「自主・勤労・協和」とされ、教育環境の向上が図られています。
校章と校歌
多良木
中学校の校章は、羽ばたく鳥を背景に中央に「中」の文
字が配されています。校歌は3番まであり、歌詞には校名が登場しない独特な形になっています。
通学区域
通学区域は
多良木町内全域であり、地元の小学校に通う生徒が本校に進学します。対象となる小学校は以下の通りです。
移転と新校舎
2023年8月、旧・
熊本県立多良木高等学校の校地に新しい校舎が完成し、移転が完了しました。この移転により、より広くて快適な学習環境が整えられました。新校舎では、最新の教育設備が整っており、活発な学びが行われることが期待されています。
交通アクセス
多良木
中学校へのアクセスは、最寄りの鉄道駅である
くま川鉄道湯前線「
多良木駅」を利用することができます。また、九州産交バスの「球磨支援学校前」停留所が近くにあり、
国道219号も通っているため、交通の便は良好です。
学校周辺の施設
学校の周辺には、様々な教育関連施設や公共施設があります。具体的には、
熊本県立球磨支援学校、
多良木町立多良木小学校、給食センター、たらぎ保育園、町役場、森林組合、ふれあい交流センター、郵便局、銀行などが位置しています。これにより、安全かつ便利な地域で学ぶことができます。
まとめ
多良木町立多良木
中学校は、地域の歴史を受け継ぎながら新しい校舎での学びを進めています。地元の小学校から多くの生徒が進学し、地域に根差した教育が行われています。今後も多良木
中学校は、次世代を担う生徒たちの育成に貢献していくことでしょう。