多賀台

多賀台（たがだい）

多賀台は、青森県八戸市に位置する町名であり、一丁目から四丁目まで区分されています。八戸市の北部に位置する郊外住宅団地としての特徴を持ち、その歴史的背景や地理的環境について詳しく見ていきましょう。

概要

多賀台団地は、八戸市の北部、おいらせ町から北に約1キロメートルの距離に位置する郊外住宅団地です。八戸市中心市街地にある八戸市庁からは、北北西方向に直線距離で約9キロメートル離れています。周囲は大字市川町に囲まれており、静かな住宅地としての様相を呈しています。

歴史

多賀台団地は、1966年（昭和41年）に造成が開始された団地で、八戸市内では旭ヶ丘団地に次いで2番目に古い住宅団地です。1964年に八戸市が新産業都市に指定され、臨海部に大規模な工場が次々と建設されたことを背景に、工場労働者の社宅確保と市の人口急増に対応するために建設されました。1995年頃までは「多賀台ショッピングセンター」がありましたが、現在は旧多賀台クラブとなっています。

沿革

1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により三戸郡市川村に属する。
1955年（昭和30年）4月1日 - 八戸市に編入され、大字市川町に属する。
1966年（昭和41年）11月20日 - 町の新設により、大字市川町字北雷平、字南雷平、字高森の一部が多賀台一丁目から四丁目に変更される。

なお、多賀台地区では住居表示は実施されていません。

団地計画データ

総面積 - 47万平方メートル
計画住宅戸数 - 1568戸
計画人口 - 6,000人
事業費 - 5億円
出典: 『北奥羽の現勢 1970年版』デーリー東北、6ページ

世帯数と人口

2017年（平成29年）4月30日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：データなし
人口：データなし

教育

八戸市立多賀台小学校

交通

道路

多賀台地区は、西側で国道45号と接しており、交通の便も比較的良好です。

まとめ

多賀台は、八戸市の発展とともに歩んできた住宅団地であり、その歴史と現在の姿は、八戸市の都市計画や産業構造の変化を反映しています。現在も、地域住民の生活を支える重要な拠点として機能しています。

参考資料

住所毎男女世帯数リスト 平成20年 八戸市

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