夢舞大橋

夢舞大橋（ゆめまいおおはし）

夢舞大橋は、大阪市此花区に位置する夢洲と舞洲という二つの人工島を結ぶ、全長940mの橋梁です。その最大の特徴は、世界初となる浮体式旋回可動[[橋]]であるという点です。2001年に完成し、総工費は約635億円に及びます。

概要

完成年: 2001年
総工費: 635億円
橋長: 940m
浮体部: 410m
幅員: 33.8m
車線数: 6車線（片側3車線、現在は4車線で供用中）

特徴

夢舞大橋は、普段は橋の下を小型船舶のみが航行できる構造となっています。しかし、咲洲と夢洲間の航路が航行不能になるなどの緊急時には、浮体部を旋回させることで大型船舶の航行も可能になります。この旋回作業には、タグボートが使用されます。

2004年と2005年10月には開閉訓練が実施されましたが、機器の不具合により開閉に失敗しました。その後、2005年12月4日の訓練で初めて開閉に成功し、その後も2006年10月、2007年10月、2008年10月、2013年11月、2016年11月と、複数回の開閉訓練が行われています。

歩道開放

2025年に夢洲がメイン会場となる大阪万博に向け、橋を管理する大阪市港湾局は、歩道未完成部分の西側を2022年から3年計画で完成させる工事を行いました。2025年1月19日には西側歩道が開放され、これにより歩行者や自転車も橋を渡ることが可能になりました。

夢舞大橋は、そのユニークな構造と、大阪湾の美しい景色を楽しめるスポットとして、多くの人々に利用されています。

関連項目

舞洲
夢洲
* 咲洲

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