大下昌之

大下昌之：多彩な才能で魅せる個性派声優

大下昌之（おおしたまさゆき）さんは、広島県出身の男性声優です。2月19日生まれ。東京俳優生活協同組合に所属し、アニメから吹き替え、ゲームまで幅広いジャンルで活躍されています。

声優への道：震災が人生を動かす

東日本大震災で声優による応援メッセージを聴いたことが、大下さんの声優への道を決定づけました。そのメッセージに深く感動し、声の力に心を打たれ、上京を決意。ゼロからのスタートでしたが、強い意志を持って声優を目指します。

2018年には、俳協ボイスアクターズスタジオ53期生として入所。半年間という期間と、濃厚なレッスンの質に惹かれ、日常生活に支障なく集中できる環境を求めてこのスタジオを選びました。演技経験ゼロからの挑戦は困難を極めましたが、持ち前の努力で着実にスキルを磨いていきました。

多彩な才能と個性

2019年に東京俳優生活協同組合に所属。大下さんは、声優としての活動以外にも多彩な才能を持っています。趣味は落語、カラオケ、読書（特に太宰治の作品がお好きとのこと）、そして広島カープの熱心なファンでもあります。特技は書道と料理。普通自動車免許も所持しており、日常生活でも役立つスキルを身につけています。

幅広い出演作：アニメ、ゲーム、吹き替え…

大下さんの出演作は実に多岐に渡ります。代表的な作品を挙げると、テレビアニメでは『名探偵コナン』、『ドラえもん』、『遊☆戯☆王SEVENS』、『半妖の夜叉姫』など人気作への参加が目立ちます。劇場アニメでは『STAND BY ME ドラえもん 2』、『鹿の王 ユナと約束の旅』など話題作にも出演。

ゲーム方面では『信長の野望 出陣』、『さくらの雲*スカアレットの恋』など、人気タイトルに名を連ねています。

さらに、吹き替え作品では、『悪人伝』、『オッペンハイマー』、『恋するプリテンダー』など、ハリウッド映画からアジア映画まで幅広い作品に参加。その演技力は、キャラクターに命を吹き込む高い表現力と評価されています。

Webアニメやボイスドラマ、デジタルコミックなど、活動は多方面に広がりを見せており、近年では『もういっぽん!』、『アンデッドガール・マーダーファルス』、『ポーション頼みで生き延びます!』、『終末トレインどこへいく?』など話題作にも多く出演しています。

まとめ

大下昌之さんは、持ち前の努力と才能、そして幅広い表現力で、声優として着実に実績を積み重ねています。これからも、様々な作品で、その存在感を示し続けることでしょう。 その温厚な人柄と、高い演技力で、今後ますます活躍の場を広げていくことが期待されます。

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