大亜門のドンときいてみよう!

大亜門のドンときいてみよう!

『大亜門のドンときいてみよう!』は、漫画家・大亜門とMi.がタッグを組み、漫画業界の噂や疑問を徹底的に調査するルポ漫画です。2017年4月12日から2018年3月14日まで、「ふんわりジャンプ」にて不定期連載されました。

概要

大亜門が漫画を担当し、構成・作画、監修をMi.が担当しました。Mi.は第5話までクレジットされています。「あもドン調査隊」として、大亜門と編集プロダクション「ブレーンバスターズ」の担当編集・後藤が、漫画家へのアンケートやインタビューを実施し、業界の様々な側面を検証していきます。

大亜門は、過去の連載作品で他作品のパロディを行う際、作者に許可を得ていた経験から、「自分で考えた企画ながら、また他の作家さんに頭下げて描くスタイルかよと思いました」と述べています。しかし、「いろんな方と知り合うことができるので、それはそれで楽しみ」とも語っています。

タイトルは、人気バラエティ番組「欽ちゃんのドンとやってみよう!」のパロディで、公式略称は「あもドン」です。

連載は好評でしたが、「ふんわりジャンプ」のリニューアルに伴い、多くの作品が連載終了となり、約1年で幕を閉じました。

主な登場人物

大亜門: 本作の漫画を担当。
後藤: 編集プロダクション「ブレーンバスターズ」所属で、本作の担当編集。
大亜門の妻: 本作の構成・作画、監修を担当するMi.。本人の希望により、姫の格好をし、扇子で顔を隠した姿で登場します。
大亜門の長男: 男ばかりでむさ苦しいという理由から、マスコットとして第5話より登場。
大亜門の次男: 第8話より登場。

各話の概要とテーマ

第1話 (2017/04/12更新)

テーマ: マンガ家は連載していない時、どのように生活しているのか。
アンケート回答者: 百田ちなこ、大江しんいちろう、吉谷光平、田辺洋一郎、さかなこうじ、柴田亜美、浦田カズヒロ、稲垣理一郎

第2話 (2017/04/26更新)

テーマ: パトロンのいるマンガ家へのインタビュー。
インタビューを受けた人物: 窓ハルカ

第3・4話 (2017/05/10、2017/05/31更新)

テーマ: Twitterで人気が出て連載を持つようになったマンガ家によるTwitter活用術。
インタビューを受けた人物: 吉本ユータヌキ

第5話 (2017/08/30更新)

テーマ: ギャグ漫画家はうつになりやすいのか。大亜門がネット上でうつであると噂されていたことがきっかけ。
インタビューを受けた人物: ゆうきゆう

第6話 (2017/10/4更新)

テーマ: マンガ家のプライバシーについて。
インタビューを受けた人物: 地球のお魚ぽんちゃん

第7話 (2017/11/29更新)

テーマ: マンガのアシスタントの仕事について。
インタビューを受けた人物: 背景美塾 前田耕作、柚木元

第8話 (2017/12/27更新)

テーマ: マンガ家夫婦の先輩に話を聞く。
インタビューを受けた人物: 横山了一、加藤マユミ

第9話 (2018/2/21更新)

テーマ: パロディについて。
インタビューを受けた人物: 田中圭一

第10話 (2018/3/14更新)

テーマ: 最終話。

書誌情報

大亜門『大亜門のドンときいてみよう!』集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、全1巻。電子書籍のみでの発売。2018年4月19日発売。

脚注

* 外部リンク: ヤンジャン! 大亜門のドンときいてみよう!

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