大亜門
大亜門（だい あもん、1977年5月29日 - ）は、日本の漫画家であり、同人作家としても活動しています。埼玉県出身で、埼玉県立春日部高等学校を卒業しています。血液型はB型です。
大亜門は男性で、既婚者であり、二人の息子がいます。また、自身のTwitterで妻も漫画家であることを公表していますが、妻の名義は公にしていません。大亜門の漫画制作に関わる際には「Mi.」という名義で活動しています。さらに、声優の伊藤栄次を叔父に持つことでも知られています。
プロデビュー前から「MAD COMPANY」という同人サークルを主宰し、「大亜悶」名義でパロディ同人漫画の制作・販売を行っていました。春日部高校卒業後には、週刊少年ジャンプへの持ち込みを始めました。近年（2022年時点）は商業誌での連載からは遠ざかっていますが、ファンティア(Fantia)というクリエイター支援サービスで『太臓もて王サーガ』の続編を発表するなど、精力的に活動を続けています。
大亜門の作風は、他作品のパロディを多用することが大きな特徴です。また、下ネタや皮肉を交えたギャグも多く、独特の世界観を形成しています。人物のデッサンにおいては、肉付きの良い、特に横に太い体型で描かれることが多く、男性キャラクターは男性的な特徴を強調して描かれる傾向があります。また、漫画家の柴田亜美から強い影響を受けていると公言しており、中学生の頃から彼女のファンであったと語っています。
無敵鉄姫スピンちゃん（週刊少年ジャンプ2004年16号 - 27号、全1巻）
太臓もて王サーガ（週刊少年ジャンプ2005年34号 - 2007年24号、全8巻）
わたしはキャワワワ!!（週刊ヤングジャンプ2012年51号 - 2013年13号、全1巻）
大亜門のドンときいてみよう!（構成、作画監修:Mi.）（ふんわりジャンプ2017年4月12日 - 2018年3月14日）
大亜門短編集 クレイジー大亜門道（全1巻）（2007年）
デビューから『太臓もて王サーガ』連載開始までの作品を収録。
もて塾へ行こう!!（週刊少年ジャンプ2002年44号）
もて塾恋愛相談（週刊少年ジャンプ2002年34号）
怪傑h（未発表作品）
スピンちゃん試作型（赤マルジャンプ2003SPRING）
超便利ロボスピンちゃん（週刊少年ジャンプ2003年48号）
超便利マシーンスピンちゃん（週刊少年ジャンプ2003年40号）
伝説のヒロイヤルシティー（週刊少年ジャンプ2004年44号 2話掲載）
一九ポンチ咄（GAG Special 2005）
魔法少女しげはる（赤マルジャンプ2007SUMMER）
荒木先生訪問ルポ漫画 LANE BALL RUN（赤マルジャンプ2007SUMMER）
未来のジェノス（ミラクルジャンプ2011年創刊号）
英雄製作所（週刊ヤングジャンプ2012年10号）
わたしはキャワワワ♡（ミラクルジャンプ2012年N°09）
ZOMBIE ZONE（ミラクルジャンプ2013年N°15）
JJO 日本審査機構（ヤングマガジン GAG増刊 神回）（2013年）
遥かなるオウガ☆スター（少年ジャンプ+）（2014年）
みかんくん（最強ジャンプ2015年5月号）（2015年）
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 連載30周年記念出版 超こち亀』（2006年）
「祝！連載30周年特別寄稿展 こち亀キャラinアナザーワールド」1ページ寄稿
「『こちら葛飾区亀有公園前派出所』×『WJ連載ギャグ漫画2006』 両津VS首領パッチ!! Jギャグオールスターズ葛飾大騒動!!」9ページの合作漫画
『ピューと吹く!ジャガー』「第297笛」に題字、イラスト提供
『ピューと吹く!ジャガー公式ファンブック ふえ科自由研究 〜君とつないだ手のぬくもりは何度かな?〜』トリビュート作品（2008年）
『このアニメがすごい!2008』寄稿（2008年）
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-|るろうに剣心_-明治剣客浪漫譚- 公式コミックアンソロジー』8ページのトリビュート作品（2012年）
「ジャンプ大復刻祭」での『太臓もて王サーガ』復刻連載記念描き下ろし3コマ漫画とイラスト（2015年）
「みかんくん」描き下ろし予告漫画（週刊少年ジャンプ2015年18号）
『バレットガールズ2 電撃コミックアンソロジー』8ページのトリビュート作品（2016年）
「戦闘破壊学園ダンゲロス ボードゲーム」キャラクター「リンドウ」のイラスト（2017年）
太臓もて王サーガ LINEスタンプ（2017年）
大亜門はパロディを行う際には、著作権に配慮し、特にジャンプ作品の場合は担当編集者のチェックや、場合によっては漫画家本人にネームを見せるなど、細心の注意を払っています。他誌の作品をパロディする場合は、ジャンプ本誌以上に慎重になり、最終的には編集長の判断に委ねることもあります。際どいパロディは、完成してもお蔵入りになることがあるそうです。しかし、本人は商業誌でパロディを行うつもりはなかったとも語っています（『太臓もて王サーガ』第8巻「こども電波相談室」）。
漫画家をネタにする場合は、単行本のおまけ漫画で荒木飛呂彦を引き合いに出す程度で、他の人物を描く場合も、誰だか特定できないように配慮しています。
2007年7月には、『太臓もて王サーガ』の元ネタ解説サイトを運営していたファンと対談を行いました。
稲垣理一郎
瓶子吉久
大亜門公式サイト - 公式サイト
大亜悶 - pixiv
大亜門 (@daiamon_) - X（旧Twitter）
人物
大亜門は男性で、既婚者であり、二人の息子がいます。また、自身のTwitterで妻も漫画家であることを公表していますが、妻の名義は公にしていません。大亜門の漫画制作に関わる際には「Mi.」という名義で活動しています。さらに、声優の伊藤栄次を叔父に持つことでも知られています。
略歴
プロデビュー前から「MAD COMPANY」という同人サークルを主宰し、「大亜悶」名義でパロディ同人漫画の制作・販売を行っていました。春日部高校卒業後には、週刊少年ジャンプへの持ち込みを始めました。近年（2022年時点）は商業誌での連載からは遠ざかっていますが、ファンティア(Fantia)というクリエイター支援サービスで『太臓もて王サーガ』の続編を発表するなど、精力的に活動を続けています。
作風
大亜門の作風は、他作品のパロディを多用することが大きな特徴です。また、下ネタや皮肉を交えたギャグも多く、独特の世界観を形成しています。人物のデッサンにおいては、肉付きの良い、特に横に太い体型で描かれることが多く、男性キャラクターは男性的な特徴を強調して描かれる傾向があります。また、漫画家の柴田亜美から強い影響を受けていると公言しており、中学生の頃から彼女のファンであったと語っています。
作品リスト
連載作品
無敵鉄姫スピンちゃん（週刊少年ジャンプ2004年16号 - 27号、全1巻）
太臓もて王サーガ（週刊少年ジャンプ2005年34号 - 2007年24号、全8巻）
わたしはキャワワワ!!（週刊ヤングジャンプ2012年51号 - 2013年13号、全1巻）
大亜門のドンときいてみよう!（構成、作画監修:Mi.）（ふんわりジャンプ2017年4月12日 - 2018年3月14日）
短編集
大亜門短編集 クレイジー大亜門道（全1巻）（2007年）
デビューから『太臓もて王サーガ』連載開始までの作品を収録。
読切作品
もて塾へ行こう!!（週刊少年ジャンプ2002年44号）
もて塾恋愛相談（週刊少年ジャンプ2002年34号）
怪傑h（未発表作品）
スピンちゃん試作型（赤マルジャンプ2003SPRING）
超便利ロボスピンちゃん（週刊少年ジャンプ2003年48号）
超便利マシーンスピンちゃん（週刊少年ジャンプ2003年40号）
伝説のヒロイヤルシティー（週刊少年ジャンプ2004年44号 2話掲載）
一九ポンチ咄（GAG Special 2005）
魔法少女しげはる（赤マルジャンプ2007SUMMER）
荒木先生訪問ルポ漫画 LANE BALL RUN（赤マルジャンプ2007SUMMER）
未来のジェノス（ミラクルジャンプ2011年創刊号）
英雄製作所（週刊ヤングジャンプ2012年10号）
わたしはキャワワワ♡（ミラクルジャンプ2012年N°09）
ZOMBIE ZONE（ミラクルジャンプ2013年N°15）
JJO 日本審査機構（ヤングマガジン GAG増刊 神回）（2013年）
遥かなるオウガ☆スター（少年ジャンプ+）（2014年）
みかんくん（最強ジャンプ2015年5月号）（2015年）
参加作品
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 連載30周年記念出版 超こち亀』（2006年）
「祝！連載30周年特別寄稿展 こち亀キャラinアナザーワールド」1ページ寄稿
「『こちら葛飾区亀有公園前派出所』×『WJ連載ギャグ漫画2006』 両津VS首領パッチ!! Jギャグオールスターズ葛飾大騒動!!」9ページの合作漫画
『ピューと吹く!ジャガー』「第297笛」に題字、イラスト提供
『ピューと吹く!ジャガー公式ファンブック ふえ科自由研究 〜君とつないだ手のぬくもりは何度かな?〜』トリビュート作品（2008年）
『このアニメがすごい!2008』寄稿（2008年）
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-|るろうに剣心_-明治剣客浪漫譚- 公式コミックアンソロジー』8ページのトリビュート作品（2012年）
「ジャンプ大復刻祭」での『太臓もて王サーガ』復刻連載記念描き下ろし3コマ漫画とイラスト（2015年）
「みかんくん」描き下ろし予告漫画（週刊少年ジャンプ2015年18号）
『バレットガールズ2 電撃コミックアンソロジー』8ページのトリビュート作品（2016年）
「戦闘破壊学園ダンゲロス ボードゲーム」キャラクター「リンドウ」のイラスト（2017年）
太臓もて王サーガ LINEスタンプ（2017年）
エピソード
大亜門はパロディを行う際には、著作権に配慮し、特にジャンプ作品の場合は担当編集者のチェックや、場合によっては漫画家本人にネームを見せるなど、細心の注意を払っています。他誌の作品をパロディする場合は、ジャンプ本誌以上に慎重になり、最終的には編集長の判断に委ねることもあります。際どいパロディは、完成してもお蔵入りになることがあるそうです。しかし、本人は商業誌でパロディを行うつもりはなかったとも語っています（『太臓もて王サーガ』第8巻「こども電波相談室」）。
漫画家をネタにする場合は、単行本のおまけ漫画で荒木飛呂彦を引き合いに出す程度で、他の人物を描く場合も、誰だか特定できないように配慮しています。
2007年7月には、『太臓もて王サーガ』の元ネタ解説サイトを運営していたファンと対談を行いました。
脚注
関連項目
稲垣理一郎
瓶子吉久
外部リンク
大亜門公式サイト - 公式サイト
大亜悶 - pixiv
大亜門 (@daiamon_) - X（旧Twitter）
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