大倉工業

大倉工業株式会社について

大倉工業株式会社は、1947年に設立された、香川県丸亀市に本社を置く加工メーカーです。合成樹脂フィルム、各種ポリエチレン・ポリプロピレン製品、光学機能性フィルムなどの製造・販売を主力事業としています。さらに、パーティクルボード、加工ボード、加工合板といった建材の製造・販売も手掛けています。

多岐にわたる事業展開

大倉工業は、製造業にとどまらず、ホテル業、宅地造成、建物の建築販売、プレカット業、不動産賃貸など、幅広い分野で事業を展開しています。グループ経営により、多様なニーズに対応できる体制を築いています。

歴史

大倉工業の歴史は、1947年に「四国住宅株式会社」としてスタートしました。その後、1951年に「四国実業株式会社」、1955年に現在の「大倉工業株式会社」へと商号を変更しました。1956年にはポリエチレンフィルム加工工場の操業を開始し、製造業としての基盤を確立しました。

1962年には大阪証券取引所第2部に上場し、1970年には東京・大阪両証券取引所第1部への上場を果たしました。この間、ラワン合板の生産開始、化粧合板工場の操業開始、ハウス事業部の新設、冷凍倉庫事業の開始など、事業領域を拡大してきました。

1973年には「オークラホテル高松」を開業し、ホテル事業にも参入しました。その後も、「オークラホテル丸亀」の開業や、情報システム、グラビア印刷、ホテル運営などの事業を分社化・設立するなど、事業の多角化を進めています。

2000年代以降は、工場再編や分社化、新規事業の開始など、経営環境の変化に対応した戦略的な取り組みを続けています。2023年には、ベトナムに現地法人を設立し、グローバル展開も視野に入れています。

主な事業内容

合成樹脂事業: 各種ポリエチレン・ポリプロピレン製品、光学機能性フィルムなどの製造・販売
建材事業: パーティクルボード、加工ボード、加工合板などの製造・販売
ホテル事業: オークラホテルブランドでのホテル経営
その他の事業: 宅地造成、建物の建築販売、プレカット業、不動産賃貸、情報システム開発など

生産拠点・営業拠点

大倉工業は、香川県丸亀市を中心に、国内に複数の生産拠点と営業拠点を展開しています。

合成樹脂事業部:
合成樹脂事業部（香川県丸亀市）
東京支店（東京都豊島区）
名古屋支店（愛知県名古屋市北区）
大阪支店（大阪府大阪市西区）
広島営業所（広島県広島市西区）
四国営業所（香川県丸亀市）
丸亀第四工場（香川県丸亀市）
丸亀第五工場（香川県丸亀市）
仲南工場（香川県仲多度郡まんのう町）

新規材料事業部:
新規材料事業部（香川県丸亀市）

建材事業部:
建材事業部（香川県丸亀市）
詫間工場（香川県三豊市）

その他:
R&Dセンター
コーポレートセンター

グループ会社

大倉工業は、多くのグループ会社を擁し、各事業を支えています。連結子会社には、合成樹脂事業、ホテル業、情報処理システム開発、建材事業などを行う企業が含まれています。また、非連結子会社や関連会社も国内外に存在します。

まとめ

大倉工業株式会社は、合成樹脂フィルムや建材の製造を基盤としながら、ホテル経営や不動産事業など、多角的な事業展開を行っています。長年の歴史の中で、事業の多角化、組織再編、グローバル展開を推し進め、変化に対応できる企業体制を築いています。

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