大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場

大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場

大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場（おおいたスポーツこうえん サッカー・ラグビーじょう）は、大分県大分市に位置する球技場です。公園内の一施設として2001年にオープンし、県が所有し運営は株式会社大宣が行っています。2023年からは新しい名称「レゾナックサッカー・ラグビー場」に改称されており、現在も多くのスポーツイベントが開催されています。

概要

この球技場は、天然芝で構成された2面のピッチ（AコートとBコート）を兼備しており、特にAコートには夜間照明も設けられています。その収容人数は公式情報によれば2,040人となっているスタンド席を持ちますが、芝生席を含めると最大4,700人まで対応可能です。また、施設には2室の更衣室やシャワー室、さらに運営室4室が備えられた第一管理棟と、マッサージ室や会議室を有する第二管理棟が整い、非常に多目的に利用されています。

利用状況

大分トリニータ（Jリーグ）やヴェルスパ大分（JFL）がホームグラウンドとして利用し、これに加えて隣接する大分スポーツクラブにてトップチームや下部組織の練習や試合も行われています。特に2008年には、チャレンジ!おおいた国体が開催されるなど、地域スポーツの重要な拠点になっています。

命名権の変遷

この施設は数回にわたって命名権が移転されており、2006年には九州石油が命名権を取得しました。しかし、当初はこの球技場はその対象外でありました。2008年に九州石油と新日本石油が合併した後も契約は続きましたが、2010年に契約が満了。この後は大分銀行が新たに命名権を取得し、愛称が「だいぎんサッカー・ラグビー場」となりました。さらに2019年には昭和電工が命名権を獲得し、名称は「昭和電工サッカー・ラグビー場」に改称され、2023年には企業の統合に伴い「レゾナックサッカー・ラグビー場」として現在に至っています。

アクセスと周辺施設

大分スポーツ公園は、球技場のほかにもさまざまなスポーツ施設が集まっています。ここには大分スポーツ公園総合競技場（レゾナックドーム大分）や大分スポーツ公園野球場（レゾナックスタジアム）、さらには大分スポーツクラブが隣接しており、スポーツ愛好者にとって魅力的な場所となっています。

大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場は、地域スポーツの中心として、多くの人々に利用され、地元のスポーツ文化を支える重要な存在です。

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