大分光吉インターチェンジ

大分光吉インターチェンジ：大分市の交通拠点

大分光吉インターチェンジ (大分県大分市大字光吉) は、東九州自動車道に位置するインターチェンジです。当初は別府方面への流出入のみを可能とするハーフインターチェンジでしたが、地域からの強い要望を受け、2008年にはフルインターチェンジへと生まれ変わりました。これは、チャレンジ！おおいた国体の開催に合わせた取り組みの一環として実現しました。

特に注目すべきは、北九州・鳥栖方面へのランプが2階建て構造となっている点です。地方の高規格幹線道路のインターチェンジでは珍しい設計で、1階に東九州自動車道本線と国道210号を連絡するランプ、2階に本線が配置されています。この設計は、複雑な地形や交通需要に対応するための工夫と言えるでしょう。

アクセスと周辺環境

大分光吉ICは、大分県立病院、大型郊外型百貨店であるトキハわさだタウン、そして稙田新都心への最寄りICとして、地域経済や医療、生活において重要な役割を担っています。周辺には、エディオン大分本店、大分市医師会立アルメイダ病院、イオン光吉店、JR敷戸駅、ケーズデンキ、ヤマダデンキなど、多くの商業施設や公共機関が立地しています。これらの施設へのアクセスを容易にするため、IC周辺の道路整備も進められています。

歴史

大分光吉ICの歴史を振り返ると、1996年11月26日、大分IC - 大分米良IC間の開通に伴い供用開始されました。その後、2008年8月11日に佐伯方面への入口・出口が新設され、フルIC化が完了しました。さらに、2018年8月5日には、大分自動車道速見支線と大分自動車道本線（速見IC - 日出JCT - 大分米良IC）の道路名称が東九州自動車道に変更されています。この変更により、ICの位置づけや役割も変化し、より広域的な交通ネットワークの一端を担うようになりました。

道路接続

大分光吉ICは、以下の道路と接続しています。

直接接続: 大分県道628号大分光吉インター線
間接接続: 国道10号、国道210号木上バイパス（通称ホワイトロード）、大分県道623号下世利寒田線

料金所

料金所のブース数は、速見方面入口が2ブース（ETC専用1、一般1）、速見方面出口が3ブース（ETC専用1、一般2）、佐伯方面入口が2ブース（ETC専用1、一般1）、佐伯方面出口が2ブース（ETC専用1、一般1）となっています。ETCの利用を促進するための設備も整っています。

位置

東九州自動車道において、大分光吉ICは(12)大分ICと(14)大分米良ICの間に位置し、(13)番として割り当てられています。

まとめ

大分光吉インターチェンジは、周辺地域の経済活性化や交通利便性の向上に大きく貢献する重要な交通拠点です。フルIC化や道路名称変更などの歴史、そして周辺の商業施設や医療機関との連携など、多角的な視点からその役割を理解することが重要です。今後も、地域社会の発展に貢献していくことが期待されます。

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