大分市営温水プール

大分市営温水プールの概要

大分市営温水プールは、大分県大分市西浜に位置する公共施設で、市が運営しています。1974年に開館し、長年にわたる利用者の支持を受けた結果、1995年には老朽化した旧プールを改修し、新たな施設として再オープンしました。

プールの施設内容

この温水プールは、日本水泳連盟に公認された25メートルプールと、幼児用プールの2つのプールがあります。25メートルプールは、面積が25m x 17mで、水深は1.2mとなっています。ここでは、全8コースが用意されており、3コースには可動床システムが設置されています。これにより、水深を0.6mから1.8mに調節できるため、さまざまなスイミングレベルや年齢層の方々が利用しやすい環境が整っています。

加えて、幼児用プールは10m x 5mのサイズで、水深は0.65mから0.7mとなっています。このプールは特に小さなお子様を対象にしているため、安全に楽しむことができます。さらに、1階と2階に合計300席の観覧席があるため、家族や友人が観客として応援することも可能です。

営業時間と休館日

大分市営温水プールの営業時間は通常10:00から21:00までで、夏の7月と8月は21:30まで延長されています。ただし、毎週火曜日と年末年始（12月29日から1月3日）は休館日となっています。また、法定点検等の理由で年に約14日程度の臨時休館もありますので、事前の確認が必要です。

天井落下事故

2017年1月22日、プールの大プールと幼児用プールの間にある通路で、ケイ酸カルシウム板の一部が落下する事故が発生しました。職員が発見したのは早朝の8時半頃で、翌日の点検時には異常が見られなかったため、営業時間外に落下した可能性が高いとされています。この日は平常通り営業を続けたものの、他の天井材が落下するリスクを避けるため、通常よりも早めに閉館し、その後1月23日からは点検及び補修のために臨時休業となりました。再開の日程は未定で、万が一大プール部分の天井を全面的に張り替えることになった場合、長期にわたる休業の可能性もあったとされています。

さらに、このプールでは2015年にも幼児用プールの天井部分が崩落する事故が発生しており、その際には天井の改修工事が行われましたが、大プールについては別の材料が使用されているため、以前の事故とは異なるリスクが存在していました。

まとめ

大分市営温水プールは、地域の市民に利用されている重要な水泳施設です。安全対策が講じられながらも、さらなる注意が必要な状況もあるため、定期的な点検やメンテナンスの重要性が理解されつつあります。市民にとって、健康や運動を促進する場として、今後も利用され続けることを期待しています。

大分市営温水プールの公式サイト

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