大口兼悟

大口兼悟：多彩な才能で魅せた元俳優の軌跡

大口兼悟（おおくち けんご）は、1981年11月9日生まれ、鹿児島県出身の元俳優です。株式会社トリプルエーに所属していました。身長180cm、体重62kgと恵まれた体格を持ち、趣味はアクセサリー作り、特技は少林寺拳法という多才な一面も持っています。

デビューから数々の話題作へ

2003年、特撮テレビドラマ『仮面ライダー555』で俳優デビューを果たしました。その後、映画『海猿』や『クローズZEROII』などの人気作品に出演し、その名を広く知られるようになりました。

特に『海猿』シリーズでは、海上保安官役として熱演し、多くの観客を魅了しました。また、『クローズZEROII』では、不良高校生役を演じ、そのワイルドな魅力で新たなファンを獲得しました。これらの作品での活躍により、大口兼悟は、幅広い役柄を演じられる実力派俳優としての地位を確立しました。

舞台でも活躍

大口兼悟は、テレビドラマや映画だけでなく、舞台でもその才能を発揮しました。ミュージカル『テニスの王子様』では手塚国光役を演じ、その端正なルックスと歌唱力で観客を魅了しました。また、ロックミュージカル『BLEACH』シリーズでは、藍染惣右介役を演じ、そのクールな演技で観客を圧倒しました。

これらの舞台での経験は、彼の表現力をさらに磨き、俳優としての幅を広げることにつながりました。

『烈車戦隊トッキュウジャー』への熱い想い

特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』では、闇の皇帝ゼット役として出演しました。この役には、特別な思い入れがあり、自らグッズを購入し、ブログやTwitterで紹介するなど、作品への愛を表現していました。

同世代の友人の子供たちが『トッキュウジャー』を観ていたことから、子供たちの意見を聞く機会も多かったようです。子供が好きである一方で、悪役として子供に怖がられることには複雑な気持ちを抱いていたそうです。

引退、そして現在

2016年、ミュージカル『アニー』の公演を最後に芸能活動を終了し、俳優業から引退しました。引退後も、共演者の森山栄治との交流は続いており、2019年には、二人の写真が森山のTwitterで公開され、ファンを喜ばせました。

大口兼悟は、その端正なルックスと高い演技力で、多くのファンを魅了した俳優でした。引退は惜しまれますが、彼の出演作品は、今も多くの人々に愛されています。

主な出演作品

テレビドラマ

仮面ライダー555（2003年） - 水野和史 役
海猿（2005年） - 郡司謙介 役
相棒シリーズ（2008年、2010年） - 仲瀬親洋（青年時代）、田中慎一郎 役
ここはグリーン・ウッド（2008年） - 蓮川一弘 役
烈車戦隊トッキュウジャー（2014年-2015年） - 闇の皇帝ゼット 役

映画

海猿 ウミザル（2004年） - 郡司謙介 役
クローズZERO II（2009年） - 熊切力哉 役
ごくせん THE MOVIE（2009年） - 「ブラックスカル」のヘッド 役
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS（2014年） - 闇の皇帝ゼット 役

舞台

ミュージカル テニスの王子様（2004年） - 手塚国光 役
ロックミュージカル『BLEACH』シリーズ（2005年-2008年） - 藍染惣右介 役
ミュージカル『アニー』（2016年） - ルースター 役

その他の活動

バラエティー番組『世界ウルルン滞在記』など
CM出演：CASIO携帯電話、第一三共ヘルスケア プレコール持続性鼻炎カプセルL
* イメージDVD「Vex 大口兼悟」、1st写真集「O.K」などのリリース

大口兼悟は、俳優としての活動を終えた後も、その多才な才能と魅力的な人柄で、多くの人々に影響を与え続けています。彼の今後の活躍にも期待したいところです。

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