大口駿一

大口駿一（おおぐち しゅんいち）は、1918年1月15日に東京都で生まれた日本の経営者です。1990年2月21日に心不全のため72歳で亡くなりました。

経歴

大口氏は、1941年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業後、農林省に入省しました。農林省では、1965年6月に大臣官房長に就任し、1966年7月には食糧庁長官に昇進しました。その後、1968年6月から1969年11月にかけて農林事務次官を務め、農林行政の中枢を担いました。

1973年5月には日本水産株式会社に専務として入社し、経営者としてのキャリアをスタートさせました。1980年6月には同社の社長に就任し、1986年6月には会長に就任するなど、長年にわたり日本水産の経営に携わりました。日本水産では、その経営手腕を発揮し、同社の発展に大きく貢献しました。

大口氏は、農林行政官としての経験と、民間企業経営者としての経験を併せ持つ人物でした。その幅広い知識と経験を生かし、日本の水産業界の発展に貢献した人物として、その功績は高く評価されています。

参考資料

* 人事興信所 編『人事興信録 第34版 上』人事興信所、1987年。

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