大和電器

大和電器株式会社について

大和電器株式会社は、東京都品川区に本社を構える、配線器具、電子機構部品などの製造・販売、およびそれらに用いられる金型の製作を専門とする企業です。長年にわたり、電気関連製品の開発・製造に携わり、その技術力と信頼性で業界内で確固たる地位を築いています。

製品

同社が提供する製品は多岐にわたります。主な製品群として、以下のようなものが挙げられます。

19インチラック用コンセントバー: データセンターやオフィスなどで使用される19インチラックに設置するコンセントバーです。多数の機器への電源供給を効率的に行います。
OAタップ: オフィスや家庭で使用される一般的な電源タップです。複数のコンセント口を備え、様々な電気製品を接続できます。
家庭用配線器具: 一般家庭で使用されるスイッチ、コンセント、ブレーカーなどの配線器具です。日常生活に欠かせない製品です。
工事用配線器具: 建築現場や工事現場で使用される、耐久性や安全性が重視される配線器具です。
機器用部品: 各種電気機器に使用される部品です。精密な加工技術が求められます。
企画商品: 市場のニーズに応じた独自の企画による製品です。
OEM組立品: 他社ブランド製品の組立を請け負います。高い品質管理体制のもとで製造が行われます。
ハーネス加工品: 電線やコネクタを組み合わせて製造するハーネス製品です。

これらの製品は、高品質かつ信頼性が高く、様々な用途で使用されています。

沿革

大和電器株式会社の歴史は、1942年に大和製作所として東京都品川区で創業したことから始まります。当初は安立電気株式会社の協力工場として、電気通信機器部品の製作を行っていました。その後、1945年には電気機器部品やラジオ部品の製造・販売へと事業を転換しました。

1947年には法人化し、大和電器株式会社へと商号を変更しました。1952年には通商産業省（現経済産業省）から電気用品製造の認可を受け、配線器具の製造を開始しました。この時期から、同社は配線器具メーカーとしての基礎を築き始めます。

1960年には宇都宮市に工場を新設し、生産能力を拡大しました。1969年には埼玉県秩父郡小鹿野町にも工場を新設し、生産体制をさらに強化しました。1974年には本社を現在の場所に移転しています。

その後も、電熱器具、光源応用機器、装飾用電灯器具、交流電機等応用機器類の製造認可を順次取得し、事業領域を拡大していきました。1996年には中国天津市に天津大和電器実業有限公司を設立し、海外展開も開始しました。

2002年にはISO9001認証、2004年にはISO14001認証を取得し、品質管理と環境への配慮を重視した経営を行っています。

主要取引銀行

大和電器株式会社の主要取引銀行は以下の通りです。

三菱UFJ銀行
みずほ銀行
りそな銀行
三井住友銀行
城南信用金庫

関連情報

関連する情報として、以下のものがあります。

配線用差込接続器: 配線器具の一種。
日本配線システム工業会（旧日本配線器具工業会）: 配線器具業界の団体。

外部リンク

大和電器株式会社 公式サイト

大和電器株式会社は、長年の経験と実績を活かし、高品質な製品を提供し続けています。今後も技術革新を進め、顧客のニーズに応える製品開発に注力していくことが期待されます。

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