大塚富夫のタウン

大塚富夫のTOWN

『大塚富夫のTOWN』は、IBC岩手放送で毎週土曜日に放送されている長寿ラジオ番組です。パーソナリティは大塚富夫さんが務め、リスナーからのメッセージ紹介やフリートークを中心に番組が構成されています。

番組概要

1974年4月13日に放送を開始した前身番組『大塚富夫のワンダーランド』から続く、歴史ある番組です。放送開始当初は岩手県内のイベント会場での公開放送も頻繁に行っていましたが、2018年4月からは本社スタジオからの放送に専念しています。

放送時間

現在の放送時間は、15:00 - 17:00の2時間です。過去には、12:30 - 15:30、13:00 - 15:00、13:00 - 15:30など、放送時間の短縮と拡大を繰り返してきました。また、一時的に13:00 - 14:30と15:30 - 16:30の2部構成で放送していた時期もありました。

テーマソング

番組のテーマソングには、バート・バカラック作曲の『South American Getaway』が使用されています。この曲は、映画『明日に向って撃て!』の劇中歌としても知られています。オープニングでは前半部分が、エンディングでは中間部分が使用されています。

タイムテーブル

以下は2023年1月時点でのタイムテーブルです。

15:05 岩手日報IBCニュース
この間、リスナーから寄せられたハガキの投稿が読まれます。
15:45 バースデーミュージック
16:00 岩手日報IBCニュース
16:05 タウン・ラッキークイズ
リスナー参加型のクイズコーナーで、有名歌手のカバー曲から出題されます。正解者には、自園自醸ワイン紫波のワインが贈られます。正解者が100名を超えた場合は、100名につき1人にトリプルペンが贈られます。
クイズコーナーの後からエンディングまでは、FAXやメールで寄せられた投稿を中心に紹介されます。
16:30頃には、リスナーからのリクエスト曲が放送されることもあります。

コーナー紹介

過去には以下のようなコーナーがありました。

ラジオイーハトーブ高校生童話大賞（2009年3月まで）
ラジオで同窓会（2009年後半のみ）
家づくりホットスポット〜新しい住まいのかたち（隔週）（2010年1月まで）
いわちく・うまい話には訳がある（2018年3月まで）
* 684中継コーナー（不定期）

番組の特徴

この番組の大きな特徴として、番組タイトルコールやジングルがありません。オープニングは、リスナーからのメッセージをいくつか紹介した後、テーマソングが流れ、大塚さんが自己紹介とフリートークを行うという構成です。番組内で番組名が明示されるのは、葉書の宛先を紹介する時のみです。

リスナーからのメッセージは、日常の話題から社会問題、親族の死や病気の体験談など、幅広いテーマで寄せられます。大塚さんは、これらのメッセージに丁寧にコメントしたり、リスナーに寄り添うような語り口でフリートークを繰り広げます。

また、長年、食肉加工会社いわちくのコーナーが名物となっており、大塚さんが毎回いわちくの商品を紹介し、試食していました。特に、ウインナーソーセージ『エルンテフェスト』の試食時には、マイクに向かってウインナーの皮が割れる音（シズル音）を披露し、リスナーを楽しませていました。公開放送時には、『ウインナーいい音コンテスト』が開催されることもありました。これらの長年の実績が認められ、大塚さんは、いわちくの新聞広告等にも起用されています。

2022年9月17日と2023年9月16日には、IBCまつり（会場：ツガワ未来館アピオ）で公開生放送が行われました。放送時間は15:00 - 16:30でした。

まとめ

『大塚富夫のTOWN』は、リスナーとの温かい交流を大切にする、地域に根ざしたラジオ番組です。大塚さんの親しみやすい語り口と選曲で、多くのリスナーに愛されています。

外部リンク

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