大学コンソーシアムやまなし

特定非営利活動法人大学コンソーシアムやまなし

特定非営利活動法人大学コンソーシアムやまなし（The Consortium of Universities in Yamanashi）は、山梨県内に存在する大学および短期大学と地域の自治体、企業が協力し合うためのプラットフォームとして設立された団体です。2006年に創立され、これは地域の高等教育機関と地域社会との連携を強化する目的で作られました。現在は、甲府市の山梨大学内に本部が置かれ、全国大学コンソーシアム協議会にも加盟しています。

設立の背景

このコンソーシアムの設立は、1999年に始まる「山梨県高等教育機関連絡協議会」の活動が基盤となっています。この協議会は、山梨県の地域特性を考慮しながら、大学と地域社会の結びつきを強化するためのさまざまな方策を検討しました。その後、協議会の検討を経て2006年9月に「大学コンソーシアムやまなし」が正式に設立され、同年11月には特定非営利活動法人としての認証を受けました。

目的と活動内容

大学コンソーシアムやまなしの主な目的は、地域の教育・研究を支援し、高等教育機関間の連携を通じて地域社会との交流を促進することです。これにより、大学や短期大学における特色ある発展を後押しし、地域の活性化を図っています。具体的な活動内容には、以下のような事業があります：

• - 単位互換事業：参加する大学間での単位互換を可能にし、学生に多様な学びの機会を提供。
• - 留学生支援事業：留学生が安心して学べる環境づくりを支援。
• - 地域社会活動支援事業：地域との共同プロジェクトを通じて社会貢献を促進。
• - 地域協働事業：地域のニーズに応じたプロジェクトを実施し、地域の課題解決を目指す。
• - 高大接続事業：高校生と大学との接続を促進するプログラムを開発。
• - 生涯学習事業：地域の方々を対象にした学習プログラムの提供。
• - SDGsプラットフォーム事業：持続可能な開発目標（SDGs）に関連した活動を推進。

会員大学

このコンソーシアムには、以下の大学が参加しています：

• - 山梨大学
• - 山梨県立大学
• - 都留文科大学
• - 山梨学院大学
• - 帝京科学大学
• - 身延山大学
• - 山梨英和大学
• - 健康科学大学
• - 放送大学山梨学習センター
• - 大月短期大学
• - 山梨学院短期大学
• - 帝京学園短期大学

組織構成

大学コンソーシアムやまなしは、理事や監事などの役員で構成されています。理事には各大学の学長が名を連ねており、地域との連携強化に取り組んでいます。また、賛助会員として地域の商工会議所や銀行なども参加しています。

公式情報

この団体の活動や最新情報については、公式サイトや公式Facebookページで確認できます。地域の高等教育機関間のつながりを深め、地域活性化に寄与するための事業を展開するため、大学コンソーシアムやまなしは今後も注目される存在です。

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