大手町郵便局とは？意味をやさしく解説

大手町郵便局の概要

基本情報

大手町郵便局は、東京都千代田区大手町にある郵便局であり、民営化以前は集配を行わない普通郵便局に分類されていました。この郵便局は、日本郵政グループの主要企業やNTTドコモビジネスの本社が入居する大手町プレイスウエストタワーの1階に位置し、アクセスが非常に便利です。

歴史

大手町郵便局の歴史は1969年にさかのぼります。当時、郵政省本省が港区麻布飯倉町から霞が関に新庁舎を移転する際に開局しました。初期は庁舎の1階にありましたが、2007年には桜田通り沿いに移転し、その後も営業を続けました。

2018年には、日本郵政グループの主要4社の本社が霞が関から大手町に移転したタイミングで、現在の局名に改められました。また、2022年からはセルフレジを導入した「みらいの郵便局」の実証実験が行われ、新しいサービスの提供に挑戦しています。

分室について

現在、大手町郵便局には分室は存在しませんが、かつては財務省内に分室が設けられていました。この分室は1956年に開設され、2001年に財務省内分室と名称を変更されましたが、2012年に廃止されました。

沿革

- 1969年: 千代田区霞が関に郵政省内郵便局として開局。
- 1991年: 外国通貨両替および旅行小切手の業務を開始。
- 2001年: 中央省庁再編により、郵政事業庁内郵便局に改称。
- 2003年: 公社化に伴い、日本郵政公社内郵便局に改称。
- 2007年: 千代田霞が関郵便局に改称し、民営化が実施。
- 2018年: 現在地の大手町に移転し、大手町郵便局に改称。

提供するサービス

大手町郵便局では、以下のような様々な郵便サービスが提供されています。

- 郵便物の取扱い: 定型郵便、印紙、ゆうパック、内容証明などの郵便サービス。
- 金融サービス: 貯金、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替などを行います。また、国債や投資信託、確定拠出年金の取り扱いもあり、幅広い金融サービスを提供しています。
- 保険サービス: 生命保険やバイク自賠責保険、がん保険なども取り扱っています。
- ATMサービス: ゆうちょ銀行のATMが設置されており、便利な銀行サービスを提供しています。
- 特殊切手と風景印: 特印（手押し）の押印サービスや風景印の発行も行っており、郵趣家にとって魅力的なスポットとなっています。

アクセス情報

大手町郵便局へのアクセスも非常に便利です。大手町駅のA5出入口から徒歩わずか1分、東京駅の丸の内北口からは7分程度で到着します。また、周辺には大手町や丸の内、日本橋川などの観光スポットもあり、訪問する際には楽しめるエリアです。

まとめ

大手町郵便局は、歴史ある郵便局として、便利なサービスを提供しているだけでなく、最近では新しい技術の導入にも取り組んでいます。多様な金融サービスとアクセスの良さで、多くの人々に利用されています。

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