大浜出入口
大浜出入口
大浜出入口（おおはまでいりぐち）は、大阪府堺市堺区に所在する、阪神高速道路4号湾岸線に設置されたインターチェンジです。この出入口は、阪神高速4号湾岸線の三宝インターチェンジと出島インターチェンジの間、堺市の海岸線沿いに位置しています。
沿革
阪神高速4号湾岸線の三宝から出島にかけての区間が開通した当初、大浜出入口は供用されていませんでした。しかし、その後の交通需要の増加や周辺地域の発展に対応するため、1995年までに段階的に整備が進められ、追加設置された経緯を持ちます。これにより、堺市中心部や臨海地域へのアクセスが向上しました。
施設概要
料金所
大浜出入口には「大浜料金所」が併設されています。この料金所は、利用する進行方向によってレーンの使い分けが明確にされています。
- - ブース数: 合計4つの料金ブースが設置されています。
- - レーン構成: 車線は進行方向に対し右側の2レーンが神戸・大阪（天保山）方面へ向かう車両用、左側の2レーンがりんくう（泉佐野）方面へ向かう車両用に割り当てられています。
- - 支払い方法: 4つのブースのうち、2つはETC専用レーン、残りの2つはETCおよび一般車両が利用できるレーンとなっています。
接続道路
当出入口から一般道へは、以下の主要道路に接続しています。
これらの道路を経由することで、堺市内の各方面や、さらには広域への移動が可能となります。
乗り継ぎ制度
大浜出入口には、阪神高速15号堺線の堺出入口との間に、特定の条件下での乗り継ぎ制度が設定されています。
- - 対象: 大浜出入口の北行（大阪・神戸方面）からの出口利用、および南行（りんくう方面）への入口利用者が対象となります。これらの利用者が、15号堺線の堺出入口との間を移動する際に適用されます。
- - 手続き: 大浜出口で乗り継ぎを行う場合、料金所の自動発券機から乗継券を受け取る必要があります。ETCを利用している車両の場合は、ETCシステムが自動的に処理を行うため、乗継券を受け取る必要はありません。
この制度は、異なる路線間をスムーズに移動し、阪神高速ネットワークをより有効に活用できるように設けられています。
周辺環境
大浜出入口の周辺には、工場や事業所、商業施設、公園など、多様な施設が点在しています。主な周辺施設は以下の通りです。
特に南海本線堺駅が比較的近くに位置しており、公共交通機関との連携も可能です。また、大浜公園は市民の憩いの場となっています。
隣接する出入口
阪神高速4号湾岸線における大浜出入口の前後のインターチェンジは以下の通りです。
南港南出入口 (4-03) - 三宝JCT/出入口 (4-04) - 大浜出入口 (4-05, 4-06) - 出島出入口 (4-07)
複数の番号が付与されているのは、入口と出口で番号が異なるためです。
関連情報
この出入口は、堺市の臨海部における物流や人流を支える重要な施設の一つです。
(注：本情報は一般的な内容に基づいており、最新の施設状況や交通規制については、阪神高速道路株式会社の公式サイトなどでご確認ください。)
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