大町町立小中一貫校大町ひじり学園

大町町立小中一貫校大町ひじり学園について

大町町立小中一貫校大町ひじり学園は、佐賀県杵島郡大町町に位置する公立の義務教育学校です。この学校は、2016年に大町小学校と大町中学校が統合されて設立されましたが、その歴史は1875年にまで遡ります。最初の学校は「花山小学校」として設立され、その後数回の改称を経て、現在の形に至っています。

校名の由来

「ひじり」という名は、地元の聖岳（ひじりだけ）から取られています。この名称には、地域との深い結びつきが表されています。教育目標としては「大磨 智誠」を掲げており、知識や徳、体力の向上を目指し、健全な人格の育成を重視しています。

教育の特色

大町ひじり学園では、教育課程を「ブロック制」とし、前期課程の6年間、後期課程の3年間で学びます。1年生から4年生が基礎を学ぶ「前期ブロック」、5年生から7年生が定着を目指す「中期ブロック」、そして8年生と9年生が発展的な学びをする「後期ブロック」に分かれています。これにより、各学年の特性に応じた教育が提供されます。

校章と校歌

学校の校章は、ひじりの「ひ」を基にしたデザインで、学生たちの笑顔を象徴しています。また、校歌は1947年に制定されたもので、歌詞には学園の由来でもある聖岳が歌われています。これまでに校歌に関しては、数回の改訂が行われていますが、今も多くの学生によって歌い継がれています。

歴史の一端

大町ひじり学園の歴史は長く、1875年に創立された花山小学校を皮切りに、その後数十年間で数回の改称・統合を経てきました。特に1947年の学制改革によって新制中学校、大町町立大町中学校が設立され、それ以降も校舎の増築や設備の整備が続けられました。また、1960年代には児童数がピークに達し、最大で4,069名の学生が在籍していた時期もあり、地域の教育の中心的な役割を担ってきました。

最新の運営

2011年には小中一貫校としての運営が開始され、より一層の教育の連携が進められています。また、2014年にはコミュニティ・スクールとしても運営されており、地域との結びつきも強化されています。

交通アクセス

最寄りの交通機関は、JR九州の佐世保線「大町駅」であり、また祐徳バスの「大町ひじり学園前」停留所も近く、アクセスも良好です。

まとめ

大町ひじり学園は、歴史と地域密着型の教育を大切にしながら、未来に向けた新しい教育の形を模索している学校です。学生たちがより良い成長を遂げられるよう、様々な取り組みが行われています。

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