大磯ロングビーチ

大磯ロングビーチの紹介

大磯ロングビーチ（おおいそロングビーチ）は、神奈川県中郡の大磯町にある大磯プリンスホテルに隣接した屋外プール中心のレジャー施設です。この施設は1957年に開業され、設計は堤義明の大学時代の研究に基づいています。

多彩なプール施設

大磯ロングビーチは、その広大な敷地にさまざまなプールを擁しています。主なプールには、波のプール、流れるプール、ダイビングプール、さらに競技用の室内プール（25m及び50m）や子供用プールも完備されています。特にウォータースライダーやフローライダーは多くの訪問者に人気で、フローライダーは2011年から休止後、2012年にはキッズウォーターパラダイスとしてリニューアルし、家族連れに喜ばれています。

プール以外の施設

プールだけでなく、大磯ロングビーチにはボウリングセンターやゴルフコース、フットサルコート、テニスコートといった多様なスポーツ施設も揃っています。このため、夏だけでなく一年中アクティブに楽しむことができる環境が整っています。

テレビ番組の収録地

大磯ロングビーチは、テレビ番組の収録にも頻繁に利用されます。特にフジテレビ系列の『オールスター紅白水泳大会』の収録は有名で、1990年代後半にはダイビングプールの高さ10mの飛び込み台がタレントの罰ゲームとして使われていました。さらに、2005年にはFMヨコハマとのコラボレーションで公開番組が実施され、2011年には「キャッチオブサマー」なる公開生放送が行われました。

駐車場とイベント

広大で舗装された駐車場は、プールの営業がないシーズンに自動車やオートバイの展示会、試乗会、オフラインミーティングが開催される場所としても活用されます。その中でも特に注目されているのが、日本自動車輸入組合が主催する輸入車合同試乗会です。これは主に自動車専門メディアを対象としており、一般参加はできませんが、毎年5月には一般向けの「湘南輸入車ショー」が開催され、多くの来場者で賑わいます。

シンクロナイズドスイミングのショーとCM

1990年代には、小谷実可子によるシンクロナイズドスイミングのショーが恒例行事として行われていました。また、2003年頃にはアーティストのglobeのKEIKOがCMに出演するなど、多方面で話題となります。

マスコットキャラクターの誕生

2019年には、開業以来初となるマスコットキャラクター「ロンビーくん」が誕生しました。このキャラクターは509点の公募から選ばれ、以降多くの人々に愛されています。

大磯プリンスホテル

併設されている大磯プリンスホテルは、1964年の東京オリンピックでのヨット競技に参加する選手たちが宿泊するための施設として建設され、同年7月には完成式典が行われました。歴史的な背景を持つこのホテルは、観光客や利用者にとっても魅力的な存在です。

大磯ロングビーチとその周辺は、レジャーやスポーツが楽しめるだけでなく、テレビ番組の撮影やイベントにも利用され、訪れる人々にとって常に新たな体験を提供している特別な場所です。

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