大窪光

大窪 光

日本の元ラグビーユニオン選手。グラウンドでは主にロック（LO）のポジションを担った。

プロフィール

1987年12月21日、福岡県京都郡に生を受けた。身長190センチ、体重110キロという恵まれた体躯を持ち、ラグビー選手として理想的なフィジカルを備えていた。チームメイトやファンからは、クボ、ツボ、ヒカルといった愛称で親しまれた。

経歴

ラグビーとの出会い

大窪氏が楕円球を追い始めたのは13歳の時である。地元福岡で才能を磨き始めた彼は、そのポテンシャルを早くから示し始めた。

アマチュア時代

地元の強豪校、近畿大学附属高校に進学。高校ラグビー界で頭角を現し、高校日本代表にも選出されるなど、将来を嘱望される存在となる。2006年に同校を卒業した。

その後、大東文化大学へ進学し、大学ラグビーの舞台に活躍の場を移す。大学でも中心選手として活躍し、若手有望株が集まるU19日本代表にも選出された経験を持つ。最終学年となる2009年度には、チームのリーダーシップを担う副将を務め、チームを牽引した。大東文化大学時代のチームメイトには、生方信孝氏、松田圭祐氏、ラトゥイラ・レプハ氏らがいる。2010年に大学を卒業した。

プロキャリア

大学卒業後、国内トップリーグに所属する強豪チーム、神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団した。プロ選手としてのキャリアをスタートさせた彼は、チームのフォワード陣の一角として期待された。入団後しばらくは公式戦出場の機会をうかがう日々が続いたが、2013年9月7日に福岡県・レベルファイブスタジアムで行われたジャパンラグビートップリーグ2013-2014シーズンの第2節、対九州電力キューデンヴォルテクス戦において、先発メンバーとして名を連ね、念願のトップリーグ公式戦デビューを飾った。以降、パワフルなコンタクトプレーとラインアウトでの強さを武器に、チームに貢献。神戸製鋼の一員として、日本のラグビー最高峰の舞台で戦い続けた。

引退

長年にわたりラグビー選手として精力的に活動してきたが、2018年をもって現役選手としてのキャリアに終止符を打つことを決断した。プロ選手として約8年間、神戸製鋼のジャージを着て戦い、多くの記憶に残るプレーを見せた。

関連項目

福岡県出身の人物一覧
近畿大学附属高等学校・中学校
大東文化大学ラグビー部
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
吉田竜二 - 近大附属高校時代の同級生
生方信孝 - 大東文化大学時代の同級生
松田圭祐 - 大東文化大学時代の同級生
ラトゥイラ・レプハ - 大東文化大学時代の同級生

外部リンク

* 神戸製鋼 選手プロフィール

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