大谷地インターチェンジ

大谷地インターチェンジ

大谷地インターチェンジは、北海道札幌市白石区平和通に位置する、道央自動車道のインターチェンジです。苫小牧・千歳方面への出口と、旭川・小樽方面からの入口のみが設置されたハーフインターチェンジという特徴があります。

歴史

大谷地インターチェンジの歴史は、道央自動車道の札幌IC～札幌南IC間の開通と深く関わっています。

1985年（昭和60年）10月25日: 札幌IC～札幌南IC間の開通に伴い、大谷地インターチェンジが供用開始されました。当初は、現在のハーフICのような形態ではなく、通過のみのインターチェンジだったと考えられます。
1999年（平成11年）11月12日: 札幌南IC上り線（苫小牧・千歳方面）に出口が新設され、現在のハーフインターチェンジとしての機能が完成しました。これにより、この区間を利用するドライバーの利便性が向上しました。
2018年（平成30年）12月: インターチェンジ番号が「2」から「30」に変更されました。これは、道央自動車道のナンバリング体系の見直しによるものです。

周辺環境

大谷地インターチェンジ周辺は、商業施設や公共機関、教育機関などが集積しており、交通の要衝として重要な役割を担っています。具体的には、以下の施設が近隣に存在します。

商業施設: 流通センター（白石区）など、物流関連の施設が充実しています。
鉄道: JR北海道千歳線の平和駅、JR貨物の札幌貨物ターミナル駅が近くにあります。これらの駅を利用して、広範囲へのアクセスが可能です。
公共施設: 札幌流通総合会館（アクセス札幌）などの公共施設も整備されています。
教育機関: 北星学園大学、北星学園大学短期大学部といった教育機関も存在し、学生の通学にも便利な立地です。
医療機関: 札幌徳洲会病院、大谷地病院などの医療機関も近隣にあり、地域住民の健康を支えています。
その他: 札幌市営地下鉄東西線の大谷地駅、大谷地バスターミナルも近くにあります。これにより、地下鉄やバスを利用した市内へのアクセスも容易です。平和通、清田通といった主要な道路も近くを通っており、道路交通網も発達しています。また、厚別区の大谷地地区も比較的近距離に位置しています。

接続道路

大谷地インターチェンジは、以下の道路と接続しています。

直接接続: 国道274号（札幌新道）
間接接続: 国道12号

料金所

料金所の構成は以下のとおりです。

入口

ブース数: 3
ETC専用: 1
ETC/一般: 1
一般: 1

出口

出口は設置されていません。

隣接するインターチェンジ

大谷地インターチェンジに隣接するインターチェンジは以下のとおりです。

(29) 札幌南IC/TB - (30) 大谷地IC - (31) 北郷IC

まとめ

大谷地インターチェンジは、道央自動車道における重要なインターチェンジであり、周辺地域の発展に大きく貢献しています。ハーフICという特性を活かしつつ、周辺の交通網と連携することで、地域社会の交通インフラを支える役割を果たしています。今後の更なる発展も期待されます。

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