平和駅

平和駅 (H04)

平和駅は、北海道札幌市白石区平和通16丁目北に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）千歳線の駅です。駅番号はH04。

歴史

1986年11月1日：日本国有鉄道の平和臨時乗降場として開業。旅客のみ取扱い、駅員無配置駅でした。
1987年4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に駅に昇格しました。
1992年：上下線のプラットホームを一体化し、島式ホームとなりました。
1998年7月1日：駅舎が新設され、有人化（業務委託）されました。
1998年12月27日：自動改札機が設置され、供用開始されました。
2002年10月17日：柏山跨線人道橋が架け替え完了しました。
2008年10月25日：ICカード「Kitaca」が使用開始されました。

駅構造

1面2線の島式ホームを持つ地上駅です。以前は上下線で単式ホームが分かれていましたが、利用者の増加に伴い、プラットホームを一体化して島式ホームとなりました。2005年にはプラットホーム上屋が設置されています。

当駅と新札幌駅の間で千歳線と函館本線の上り線が立体交差しており、駅の両脇を函館本線の上下線が挟む形になっています。ただし、函館本線にプラットホームは設置されておらず、千歳線専用の駅です。

駅の南側には札幌貨物ターミナル駅があり、線路の両側は広大な引込線敷地で分断されています。そのため、駅へは長大な連絡通路（柏山跨線人道橋：294メートル）を介してアクセスします。橋上駅舎ではなく、連絡通路から階段を降りた先の島式ホームの上に駅舎が設置されているという珍しい構造です。

北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口や自動券売機、簡易自動改札機（Kitaca・磁気券ともに対応）が設置されています。管理駅・夜間連絡先は白石駅です。

2015年2月頃には改札付近に発着案内を表示する液晶画面が設置され、3月頃より使用が開始されました。

札幌市議会は、2003年に駅のエレベーターと多機能トイレに対し、費用の3分の1を補助する補正予算を決定し、駅のバリアフリー化が実現しました。

のりば

1. ■千歳線　千歳・新千歳空港・苫小牧方面
2. ■千歳線　札幌・手稲・小樽方面

利用状況

「札幌の都市交通データ」によると、2020年度の1日平均乗車人員は2,223人です。

駅周辺

駅舎は準工業地域に位置し、駅の南側は札幌市大谷地流通業務団地が広がっています。北側は住居用地となっており、駅隣接地に商業地域が存在しない駅の一つです。

北郷側（北側）

白石警察署北都交番
白石北郷二条郵便局
北海道信用金庫 北都支店
川下公園
北海道札幌白石高等学校
北海道札幌白陵高等学校
学校法人大藤学園北都幼稚園
札幌市立北都中学校
札幌市立北都小学校
札幌市立東川下小学校
北海道中央バス「北郷2条13丁目」停留所

平和通側（南側）

日本貨物鉄道（JR貨物）札幌貨物ターミナル駅
国道12号・国道274号（札幌新道）
道央自動車道大谷地インターチェンジ
北海道ノーモアヒバクシャ会館
札幌団地倉庫

バス路線

かつては北海道中央バスが発着していましたが、2023年12月1日改正をもって廃止されました。

その他

平和の象徴である鳩を描いたオリジナルのオレンジカードが販売されていました。

札幌貨物ターミナル駅の開業以前には踏切道がありましたが、1967年に国鉄貨物ヤードと札幌貨物ターミナル駅建設による踏切廃止論議が起き、1970年にかけてすべて閉鎖されました。その代替として1971年10月に柏山跨線人道橋が設けられました。

2024年5月13日夜には、駅南口で強盗致傷事件が発生しています。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■千歳線

■普通

新札幌駅 (H05) - （貨）札幌貨物ターミナル駅 - 平和駅 (H04) - 白石駅 (H03)

脚注

札幌の都市交通データブック

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

平和｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company
* らくらくおでかけネット - 駅・ターミナル情報検索結果（平和）

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