大谷地駅

大谷地駅（おおやちえき）は、札幌市厚別区大谷地東3丁目にある札幌市営地下鉄東西線の駅です。駅番号はT17で、副駅名として「北星学園大学前」が付与されています。

歴史

大谷地駅は、1982年3月21日に東西線の白石駅 - 新さっぽろ駅間の延伸開業に合わせて設置されました。駅と直結する形で大型商業施設が進出し、変遷を経て現在のCAPO大谷地として地域住民に利用されています。

1982年（昭和57年）3月21日：白石駅 - 新さっぽろ駅間延伸開業に伴い、設置。
1989年（平成元年）：駅直結の大型商業施設「ニチイ大谷地店」開店。のちに大谷地サティに改名。
2002年（平成14年）10月16日：大谷地サティ閉店。
2003年（平成15年）：三井不動産により、札幌東急ストア（現在の東光ストア）大谷地店をキーテナントとするCAPO大谷地開店。
2008年（平成20年）10月8日：可動式ホーム柵が稼働開始。
2024年（令和6年）6月1日：副駅名「北星学園大学前」を設定。駅名標の上に看板が設置（契約金は約145万円、掲出から3年間）。

駅構造

駅は地下構造で、地下1階に改札と切符売り場、地下2階に相対式2面2線のホームがあります。南郷通（北海道道3号札幌夕張線）の地下に位置し、5箇所の出入口が南郷通沿いに設けられています。3番出入口は札幌市交通局本局の地下と連絡しています。バリアフリー設備として、2番出入口にエレベーターが設置されているほか、5番出入口にある民間ビルのエレベーターも利用可能です。身障者用トイレは、宮の沢行きホームのエレベーター前に設置されています。

のりば

利用状況

札幌市交通局のデータによると、2020年度の一日平均乗車人員は9,313人です。近年の一日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

駅周辺

大谷地駅は、南郷通と大谷地駅前通の交差点の地下に位置しており、周辺には札幌新道や国道12号が通っています。道央自動車道札幌南ICにも近く、交通の便が良い場所です。

CAPO大谷地（東光ストア大谷地店、ツルハドラッグ大谷地東店など）
大谷地東郵便局
北洋銀行大谷地支店
北海道銀行大谷地支店
札幌市交通局本局庁舎（交通局のほか、財政局の東部市税事務所も所在）
北星学園大学
札幌徳洲会病院
白石サイクリングロード
札幌厚別公園競技場
新札幌豊和会病院

バス路線

大谷地駅には大谷地バスターミナルが併設されており、多数のバス路線が発着しています。また、国道12号沿いにはジェイ・アール北海道バス空知線の「釣橋」停留所があり、札幌都心方面へのアクセスも可能です。

その他

駅スタンプは、大谷地駅のイニシャル「O」の中に札幌厚別公園競技場が描かれたデザインとなっています。

隣の駅

札幌市営地下鉄 東西線
南郷18丁目駅 (T16) - 大谷地駅 (T17) - ひばりが丘駅 (T18)

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