大辻理紀

大辻理紀（おおつじ りき）

大辻理紀（2003年10月6日 - ）は、兵庫県加古川市出身で、高田川部屋に所属する現役大[[相撲]]力士です。本名も大辻理紀。身長181.0cm、体重142.6kg、血液型はO型。最高位は東十両14枚目（2025年3月場所）です。

相撲人生

大[[相撲]]入門前

幼少の頃より柔道や体操を経験。加古川市立氷丘小学校2年から高砂相撲教室で相撲を始めました。わんぱく[[相撲全国大会]]には小学校4年から3年連続で出場し、5年時には8強入りを果たしました。地元の中学校には相撲部がなかったため、相撲部のある報徳学園中学校に進学。3年時には全国都道府県中学生相撲選手権大会で団体3位、全国中学校[[相撲選手権大会]]で個人2位、白鵬杯で個人3位に入賞するなど、輝かしい成績を収めました。また、母親の影響でアームレスリングも行い、中学校3年時に県大会に出場しています。

大[[相撲]]入門後

小学生の頃から母親と9代高田川（元関脇・安芸乃島）の親族が知り合いだった縁で、高田川部屋の稽古に参加。中学校卒業後は「相撲をやるならプロで」と考えて高校へは進学せずに高田川部屋に入門しました。2019年3月場所に初土俵を踏み、同期には中学校時代に決勝を争った吉井らがいます。同年5月場所で初めて番付に名前が載り、4勝3敗と勝ち越しましたが、以前から脱臼癖のあった左肩を手術したため、翌7月場所は全休。続く9月場所も6番目まで休場しました。同年11月場所で本格的に復帰し、6勝1敗で優勝決定巴戦に進出しましたが、土佐緑に敗れて序ノ口優勝はなりませんでした。その後も勝ち越しを続け、2020年11月場所で17歳にして新幕下に昇進。西幕下48枚目の地位で迎えた場所では、休場した場所を除くと初めての負け越しとなりました。しかし、この悔しさをバネに、翌2021年1月場所では5勝2敗と幕下で初めての勝ち越しを果たし、幕下に定着。2021年11月場所には西幕下8枚目まで番付を上げましたが、1勝6敗と大きく負け越してしまいます。2022年3月場所では右膝前十字靭帯断裂という大怪我に見舞われ、その後しばらくは幕下中位での相撲が続きました。2023年11月場所で2年ぶりに自己最高位を更新。以降は、関取昇進を狙える幕下15枚目以内の番付を維持しました。2025年1月場所は西幕下5枚目の地位で千秋楽に十両の島津海を破って5勝目を挙げ、翌3月場所での十両昇進が確実と報道。取組後の花道では号泣する姿も見られました。そして、同月29日の番付編成会議で、翌3月場所での新十両昇進が正式に決定しました。

取り口

入門当初はもろ手突きでの立ち合いが多かったものの、2021年11月場所での大敗を機に、スピードを重視した低い体勢での当たりにフォームを改革しました。

主な成績

2025年1月場所終了現在

通算成績：132勝91敗15休（35場所）

改名歴

大辻 理紀（おおつじ りき）：2019年3月場所 - 現在

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